元々クラス委員に立候補するような真面目で活発な青年だった。愛嬌がありお人好し。
家族構成は両親と未来と弟。弟は4つ下。
11年前、15歳の時に家族ぐるみで仲のいい幼なじみと出かける道中事故に遭い、家族と幼なじみ家族を喪っている。
…と本人は思い込んでいるが、実はその幼なじみである1つ下の少女は同じように生きている。しかし長らく昏睡状態であったことと、未来の記憶の混濁から精神への影響を考えて目が醒めるまで秘匿されることとなった。
数ヶ月後に彼女が目覚めた際、未来の記憶について説明を受けた彼女は引き続き自分という存在を未来に秘匿することを選んだ。もし忘れたことが彼にとっての無意識の防衛意識だったとしたら、自分の存在で恐ろしいことまでおもいだしてしまうかもしれないと考えてのことだった。
手術により完治はしたが顔に大怪我を負ったため顔が変わってしまっている。彼女は母方の親戚に引き取られ苗字が変わった。それらを利用して未来に「職場の気さくな後輩」として近づき影ながら見守っている。
事故以前から未来と彼女は自他共に認める仲良しで、それぞれのクラスメイトからいつ付き合うのかからかわれるほどのものだった。本人たちも満更ではなく、所謂両片思いだった。

彼女の名前は乙木 茉莉(おとぎ まつり)。旧姓は玻璃。
玻璃茉莉(はりまつり)とはデュランタの和名であり、花言葉は「あなたを見守る」「歓迎」「目を引く様子」「独りよがり」。
独りよがり＝自分が正しいと考えていることを、他人の事情を考えずに押し通そうとすること。
本当にあの事故での生還者をずっと秘匿にしていることは未来のためなのかと考えはするが彼に傷ついてほしくない。何より、自分だと明かしても思い出してもらえない方が辛いと思ってしまうしそんな自分のことあまり好きではないらしい。

君は神奈川近郊MM地区支部に所属または協力するオーヴァードだ。
君はMM地区支部長PC3からの指示または依頼で、遺産“エレウシスの秘儀”の確保に向かうことになった。
その遺産“エレウシスの秘儀”は人々をオーヴァード化・ジャーム化させる非常に危険なものらしい。
遺産を所持するのはFHの“マスターレギオン”だが、遺産確保が最大の目的であり、戦闘の判断は君に一任されている。
君はエレウシスの秘儀がある豪華寝台列車“マリンスノー”へ潜入するため、MM地区が用意したヘリへと乗り込むのだった。

治癒の能力を持つ少女には「明日花(あすか)」と名付け、両親に相談して家族に迎え入れた。
彼女にとって明日が来るのが普通であるように、明日も花が綺麗だと思えるように。という願いを込めている。
無理やり態度をどうこうするわけではないが、自分にとって家族や友人といった"日常"が支えであるように、彼女にとっても自分がそういう存在になれたら嬉しいことだなと思っている。「兄らしく：検索」
今回任務を共にしたメンツに対して連帯感や感謝など様々な感情があるが、彼女を救うために大きな決断をし、自分を見て信じてみたいと言ってくれた波左間さんに対して期待に応えたいな〜という感情が大きくある。
ゆまちゃんに対しても庇護欲に近いものがあるがアリオンいるし大丈夫かな〜と思いつつ、気にかけて入る。いい旅になるといいね。
支部長にはこれからもダル絡みする。「アンタ真面目なのはいいけど根詰めすぎないでくださいよ。倒れたりでもしたらチルドレンが悲しむじゃないスか〜慕われてんだから」と思いつつ普通に自分も信頼してるのでまあ、そういうことです。