図書室に住まう学び舎の守護者。"ぬし"とも呼ばれている。
元は売れない絵本作家の自費出版した遺作の最後の一冊。何故、RBとして生まれたか本人も分かっていない。
いくつかの書店や人の手に渡ったあと、学園に寄贈される。

夜の校舎。ジャームに襲われている生徒を助けたことから始まり、困っている生徒を気まぐれに助けている内に紆余曲折を経て、「願いが叶う」存在。学園のぬしになってしまう。

誰も書かれている文字を読めないことから"読める者無し"ということでリーダビリティ・ゼロを自称している。
※絵のみの絵本のため、文字がないだけである。

エ＝ボンは歴代の図書委員長たちがそう呼んでいるのを知り、名前として受け入れている。
※初代、図書委員長（エ＝ボンにとっては初代）が絵本と言いそうになり、誤魔化した結果"エ＝ボン"となった。

①図書室にあるエ＝ボン（絵本）に付いている貸出シートの名前欄に自分の名前を記載。
②感想欄に願いごとを書く。
③エ＝ボンに合うブックカバーを図書室に寄付する。
※借りてもないのに貸し出しシートに勝手に名前を書くので生徒はその内怒られる。

エ＝ボンは協力型のRBである。
人間の形になることも可能だが、学園を歩き回る不審者になりかねないので歴代の図書委員長を契約者として活動している。

①図書委員長とエ＝ボンのみが協力関係となる。（他の図書委員は知らない）
②図書委員長が入れ替わるタイミングで次代の図書委員長に引継ぎされる。
③図書委員長に対し、エ＝ボンは自身の存在を明かさないとの契約あり（効力なし）
④図書委員長は貸出シートの依頼を基にエ＝ボンの手足となって共に行動する。
※エ＝ボンの正体が明かされない理由は人の善意によって何とかなっている。

趣味：ブックカバーの着せ替え、契約者（図書委員長）との語らい
ウロボロスをRBであるため、プランナーに存在を消されることを懸念しており、図書室にいるのは保身のためでもある。