参加シナリオ　2023/10/21　東邦の快男児外伝「愛と鋼鉄と超人兵士」

ハンドアウト

●PC1：加苅燕児
ロイス：コリンナ・ゼーゼマン　好奇心／無関心
あなたはノルベルトの故郷付近の街で待機している時、コリンナという女性を悪漢から助ける。
貴方が放浪の身であると知ったコリンナは、あなたにこう話した。
「もしどこかでノルベルトというドイツ人に会ったら、コリンナはまだ貴方を愛していると伝えてください。」

設定

■ビルド

至近単体白兵アタッカー。装甲無視つき。
150cmほどある焼け焦げて刃こぼれしている大太刀に炎を纏わせ斬り払う。
威力はないが遠距離から刃を振り抜き炎を飛ばして攻撃することもできる(クリメイト)。

＜100%期待値＞

命中：(肉体5+DB3+結合粉砕6=14)dx7+白兵11-両手剣3　＝　42.4
攻撃力：5d10+両手剣10+炎の刃4+クロスバースト24　＝　65.5(装甲無視)
コスト：侵蝕12

＜参考：同卓メンバーのビルドと期待値＞

行動値15　PC夜鬼　サイレン
命中：(精神5+DB3=8)dx10+RC11　＝24.3　
攻撃力：3d10+サイレン18+触媒12　＝　46.5(装甲無視)
コスト：侵蝕8

行動値17　PCベネ
命中：(感覚8+DB3+死神1=12)dx7+射撃4-武器1　＝　35.8
攻撃力：4d10+死神12+デスストーカー20+サイレントストーカー10+サイレントストーカー2D　＝　75(装甲無視ではない)
コスト：侵蝕7(マイナー込み)

行動値　PCハル
命中：()dx7+　＝　
攻撃力：●d10+　＝　(装甲無視)
コスト：侵蝕

■外見

肌は日焼けしている。
癖のある黒髪をポニテ位置で括っている。切らなかったら伸びただけ。
タレ目。黒い瞳。光彩の挿し色は赤で入れる。
腹に晒を巻いて、炎っぽい派手柄の着物を片肌脱ぎ。帯の代わりに太めのベルト。九分丈の黒ズボン。裸足で雪駄。不燃体持ちなので年中同じ格好。
筋肉はがっちりついてる。この頃の日本人男性の平均身長が165cmくらいなので背も高く、大柄。

■性格

天衣無縫。体格がよく威圧感はあるが笑うと子供っぽさがあって親しみやすい。自由に気の向くまま。
遠慮のないストレートな物言いで空気はあまり読まない。美しいものに対して素直に「綺麗なもんだなァ」と言える。
気分屋だが親切で、困っている人がいれば手を貸すし、弱者が虐げられていれば庇う。正義感というよりは、虐げてるやつが気に食わないとか不遇な環境でも頑張ってる人に好感を抱いたからとかそういう気持ちで動きがち。

■話し方

一人称：俺
二人称：あんた
口調：～かよ、～ってことか、～だろ？　～しねェな、粗雑だが親しみやすさのある男性口調。
セリフサンプル：「俺はエンジ。加苅燕児ってんだ。よろしくな」「この焦げた刀がどうしたってんだ？　怖がんなくたって、何にも斬れやしねェよ。担いでるだけさ」「こっちの名前はやたらと長くて覚えらんねェや。〇〇でいいかい」

■経歴

大正6年(1917年)生まれ、21歳。
母親は田舎の貧乏な小作の娘で、15歳で身売りされて商家で女中奉公していたが、17歳の時に雇い主の旦那に孕まされ、奥方に追い出された。なんとか燕児を産んだ後は、赤子連れであちこちを転々として必死に働いていた。燕児も手伝いなどさせられていた。
7歳(14年前/1924年/大正13)の時に母親が病死。最後まで不幸そうだった。その後、庇護してくれる縁者もなく、似たような子供たちで寄り集まって、軽犯罪上等なギリギリの生活をしていた。
10歳(17年前/1927年/昭和2年)くらいで、盗みが見つかって大人たちに暴行された時に覚醒。力を得て道が拓けるかと思われたが、かえって官憲ややくざに目をつけられることになり(当時建物の耐火性考えると放火のリスクと罪がだいぶ重いと思う)、仲間を失い逃げまわることになった。その後も、力を目当てに狙われたり媚びられたり、それに対して暴力で対抗していた。この頃はかなり攻撃的で気性が荒く、人を信用しなかった。
14歳(7年前/1931年/昭和6年)、師匠と出会う。力の使い方や人としての在り方を学び、相当性格が丸くなる。
17歳(4年前/1934年/昭和9年)、師匠と死別、一人旅となる。燕児は結局一度も師に勝てなかった。
18歳(3年前/1935年/昭和10年)、大陸に渡る。
21歳(現在/1938年/昭和13年)、主にアジア圏をうろうろして、師を真似て「ローニン」を名乗ってあちこちで人助けっぽいことをしている。

参考・年表
https://www.ndl.go.jp/modern/utility/chronology.html

「東方の快男児CP」とそれ以降

ヴォルスング公国の公女マリアグレースと出会い、その心意気が気に入り、彼女の「サムライ」となった。共に過ごすうち、彼女の矜持とに惚れ込み、一人の男として彼女を守りたいと思うようになる。事件が解決した後、彼女の国の平和の中に自身がいるべきではないと思い、想いを告げることなく彼女の元を去った。自分の主は彼女一人と定めており、今もサムライを名乗る。
オーヴァードの仲間が初めてできた。

■その他

女性に対して

貧困と苦労の中で生きた母親は、いつも疲れ切って暗い顔をしており、笑顔を見た記憶がほとんどない。
それがコンプレックスというほどではないが、女はニコニコしてるほうがいいもんだと思っており、割と女性には優しい。

師匠

80は過ぎている老人で、非オーヴァードだが剣の達人。流浪の旅をしており、燕児が絡んできた相手に10倍返ししていたところにたまたま行きあい、燕児をあっさりいなして場を収めた。異能を恐れず興味もなさげな様子に、燕児のほうが執着してついて行くことに。
多分幕末動乱に関わった有名な剣豪。寡黙であまり感情を表に出さず、「しがない浪人だ」と言われ名も教えてもらえなかったので燕児は師匠と呼んでいた。
覚醒後、誰とも対等ではいられず、力に振り回されてきた燕児にとっては、いると思っていなかった「遠慮なくぶつかっても大丈夫な人」であり、力は使い方次第でそれを決めるのは己の心であることを教えてくれた恩人。
燕児は結局一度も師には勝てなかった。

仲間たち

自分の力は非オーヴァードにとっては畏怖の対象であり、驚異的な戦力。自身が火種であり、能力に差がありすぎる一般人は巻き込まれれば簡単に死んでしまい、庇護対象にしかならない。そのため、覚醒後は仲間と呼べる存在がいたことはなく、特定の大切な人を作らず生きてきた。
「東方の快男児」の一件で、初めてオーヴァードと肩を並べて戦って、対等な仲間と呼べる存在ができた。人の輪に連なるというのはいいものだな、と思っている。

武器

全長150cm(刀身110cm)くらいある焼き身の大太刀。鞘はなし、全体が焼け焦げて煤けており、刃こぼれしている。雑に紐を結わえたりして背中に斜めに背負ったり、肩に担いでいたりする。
かなり大きく重いが易々と振り回す。
そのままだと何も切れないが、戦闘時は刀全体が燃え上がり、薙いだもの全てを灼き斬る。
来歴は特に決めていないけど、覚醒後に拾ったとかで、価値のあるものではない。どうせ焼けるから焦げてるくらいでちょうどいいし、頑丈で折れないからずっと使っている。

■ネーミング

苗字　篝火のカガリ。
名前　炎の子と臙脂色のエンジ。母親は、ずっと貧しく不自由だったので、異国に飛び立っていく自由な鳥の名前を付けたのでは。
CN　カグツチ　大陸に渡ってきてから、日本人であることで、日本神話の火の神の名前で呼ばれるようになった。川島芳子あたりに呼ばれてそうだけど、本人は名乗ってない。

ウィアードエイジ・東方の快男児　PC1

1話「快男児、欧州にあらわる！」

2話「公女殿下の快男児」

外伝「愛と鋼鉄と超人兵士」　PC1

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