容姿・経歴・その他メモ

とある一族によって運営されていたFHセル"ファミリア"出身。FHチルドレンの育成を主に行っているセルであり、一族の実子をはじめとして拾ってきた孤児、いつのまにか増えていた(ことになっている)子供などをいっしょくたにして訓練している。彼はセルリーダーだった男からみると甥にあたる、らしい。あの場所で「個」に光があたることなどないため、どうでもいいことではあるが。
戦闘力の高い者から順に、1月、2月、とコードネームが与えられる。定期的に戦闘訓練が行われ、その結果によって順位がいれかわり、コードネームも入れ替わる。ただし子供は12人以上いるため、13番目以降の者はコードネームすら与えられない。また、訓練までの間にあった任務で欠員が出た場合、下の者が順番に繰り上がっていく。
彼はそのへんの拾い子と違い物心つくまえからここにいたため、基本的に成績は良く、5月より下の名前を与えられたことはなかった。しかしあるとき、「11月」と、彼に追随した誰かもわからない子供たちが、訓練のときに「ずる」をした。本来個人の力のみで乱戦がおこなわれるはずの訓練で、明らかに彼にのみ、攻撃が集中した。
彼はおかしいと思ったが、どうすることもできなかった。できたのは、かろうじて、名札を守ることだけ。こうして彼は「11月」になり、そしてそのまま、規定に従って名札を持ったままセルを離れ、パペッティアのもとで任務をこなしている。
出自のせいで名前がなく、コードネーム「November」をそのまま名乗っている。学校とかに潜入することになったら、自分にも名前がつくのかな。まあどうでもいいが。

自我というものがとても希薄。好きよりも嫌いのほうがギリギリわかりやすいかなぁ程度。指令がくだるなら文字通りなんでもやる。
武器を持たず身一つで潜入できる、壁など物理的な障壁も突破できる、記憶力に優れている、武器の変形が可能なためその場に合った武器を選び戦闘が可能、なので、派手な戦闘任務よりは暗殺や情報奪取、潜入などの任務のほうが適性がある。
他人の顔など覚えていてもなんの得にもならないため、ターゲットでもない限り顔も名前も覚えない。なんならターゲットも、用がすんだらサクッと頭から削除している。覚えているのは、自分に命令を下すので覚えていなければならない上司パペッティアと、一緒に命令をこなすことが増えたからギリギリ覚えてもいいかと思って削除を免れている同僚冬川、そしてしつこく上書きされるせいで消せなくなってしまった宿敵、フルブラスト。このくらいだ。

参考資料
https://youtube.com/shorts/VSiui4a7ogM?si=f9CeI5ziGuFhD9jW
これがやりたかっただけです
刀を槍にするためだけに30点払っているので命中に難ありです。


2話終えて
名前をもらった。呼んで、もらえた。居場所をみつけた。居場所に、してもらえた。

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