容姿・経歴・その他メモ

UGN、G支部所属のUGNチルドレン。

幼い頃、FHが起こした大規模な事件に家族で巻き込まれ、大量発生したジャームに襲われる。

その際思わず両親を見捨てて逃げてしまい、自身は生き残るものの両親を見捨てた自責の念に囚われるようになる。

また、事件の際目の前で多くの人が犠牲になる光景を目撃、そのことに幼いながら心を痛め、救いたいと願うことでオヴァードに覚醒しているのだが、幼かったことと覚醒直後の衝動のために前後の記憶は曖昧である。

事件後、覚醒していたこともありUGNに保護されるが事件そのものや両親を見捨てたという自責の念などのトラウマから心を閉ざしていた時期がある。

同時期に同じ施設で保護されていた辰海真魚（たつみ・まな）と出会う。

諸事情から施設内で孤立していた辰海真魚は詩織を気に掛けるようになり、穏やかに根気強い交流を重ね、やがて詩織も少しづつ心を開くようになる。

当時、同じチルドレン仲間からすら遠巻きにされ孤独感を深めていた真魚と、自責の念に囚われながらもやはり孤独感を抱えていた詩織は互いの存在で精神を安定できるようになり、以降基本的に二人組で任務に出るようになった。

また、本来詩織の名前は天苗詩織（あまなえ・しおり）であったが、チルドレンとして真魚と組んで活動するようになって以降、地方の学校に潜入するときなどに一緒に行動しやすくするため、苗字を辰海に変え、表向き真魚と姉妹ということにしている。

現在は自身の故郷でもあるG市の支部に所属し、昔の幼馴染にも再会。幼馴染である陽村光輔（ひむら・こうすけ）に淡い恋心を抱きつつあるがまだ自覚には至っていない。（ちなみに光輔は真魚先輩に好意を抱いている）

幼少期のトラウマから自分を犠牲にしてでも他人を救う意思が強く躊躇いがない様子は危うさも持っていたが、最近真魚と訪れた京都でFHに狙われ、トラウマを突かれ両親に罵倒される幻影に苦しめられるもトラウマを乗り越えFHを撃破。

同時に幼少期の事件の際に忘れていた記憶を取り戻し、自身が両親を見捨てたのではなく両親が命がけで逃がしてくれたのだということを思い出すことができた。

戦闘スタイルは巨大な大剣を造り出し、焔をジェット噴射のように噴出して吶喊、敵陣に切り込んでいく高火力のアタッカー。

心優しく真面目な委員長気質だが決して堅物ではない。また、重度のシスコンになっており”お姉ちゃん”である真魚を慕っている。

自身の所属するG支部支部長の玄道が両親と面識があり、影ながら気に掛けられていることには残念ながら気付いていない。

現在通う学園では新体操部に所属。一部の男子生徒から人気を集めているが本人は無自覚。姉や友人たちと過ごす「日常」に夢中である。

なお、友人の一人古里　巧磨(こざと・たくま)から向けられる恋心には気づいていない。

一切気付いていない。

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