容姿・経歴・その他メモ

市内の公立高校に通う男子高校生。
文武両道を地で行っており、校内の様々な部活で助っ人として呼ばれるために、校内・校外問わずやけに顔が広い。
基本的には人当たりのいい穏やかな少年ではあるが、それはかつての自分自身を演じることで表に出している正確であり、
根底の部分ではかつて喪った幼馴染を一刻も早く助けなければと言う焦りを常に抱えている。

身体能力が飛び抜けて高いといったわけでなく、肉体的には極々平均的な高校2年生の男子だが、
重心移動や各関節を連動させた動き方、呼吸法などと言った「小手先の技術」による身体運用が上手いため、
常にほぼ最高効率で体を動かす事ができるのが、スポーツ関係で高い結果を出す事ができるタネ。
勉学についても効率重視で要点をまとめることに秀でており、テスト前になると友人たちから勉強会の開催をねだられることも多い。

昔から器用万能だったわけではなく、10年ほど前に幼馴染である『藍名 猫子』と共に遭遇し、
2週間後に自分一人だけが戻ってきた"神隠し"事件以降に、突然覚醒でもしたようにあらゆる事柄への要領が良くなった。

"神隠し"事件で行方不明になっていた2週間のことはほぼ覚えておらず、
主観的に自分の隣から突然消えて行方不明のままの『藍名 猫子』のことを今でも探し続けており、
まとまった自由時間が取れるたびに夜遅くまであちらこちらを彷徨い歩いている。

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