容姿・経歴・その他メモ

それなりに普通の家庭で生まれた普通の高校生。将来は医者を目指しており、日夜勉強中。
年の離れた妹がいるためか、しっかり者で面倒みのよい性格。基本的に誰にでも人当たりがよく柔和な雰囲気を持つが、自分が気に入らないと思ったことは頑として受け入れない強情な面もある(母親曰く父さんに似ている)。
人前が嫌いな訳では無いが、どちらかというと1人でいるのが好きなタイプ。

父親は医者だが海外で仕事をしているため家におらず、母親と小学生の妹との3人暮しだった。しかし、1年ほど前から母親が入院しており、現在は家では妹と2人で暮らしている、兄妹仲は良好で2人で母親の見舞いに行ったりもする。
家族のことはもちろん大好きでとても大切にしているが、関わりの薄い父親のことは尊敬しつつも苦手としているのと、母親が倒れたのに連絡のひとつも無いことに憤りを感じている。

身体が弱く持病(遺伝性のもの。母親が入院しているのも同じ病が原因である)があり幼い頃はほとんどを病院で過ごしていた。その経験と、父親も医師であるというのもあって子供の頃から医師という職業に憧れを持っている。
現在は幼い頃に比べれば身体は丈夫になったが、それでも弱いのは変わらずで保健室の常連である。ただ、妹を置いてへばっていはいられないと妹の前では元気で優しいお兄ちゃんとして振舞っている。妹は自分や母親とは違い病気知らずで毎日元気いっぱいなので、その姿を見ていると自分も元気が出てくるらしい。

幼い頃から何度か病気で死にかけたことがあるが、そのせいで余計に死ぬことを恐れている。自分が死ぬことも怖いが、それ以上に自分の周りの人間の死を恐れており、医者になったらより多くの人を救うことを目標としている。

子供の頃は「大きくなったらお医者さんになって、母さんの病気を治す」と夢を語っていた。しかしそれが今の医療では困難であることは、同じ病を持つ自分自身が一番よくわかっている。

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