容姿・経歴・その他メモ

私は都築京香によってレネゲードビーイングとして生み出された名前のないレネゲードビーイングだった。
生み出された私は都築京香に連れてこられた、ある研究機関で実験に協力することになった。
実験の内容は覚えていない。だがその研究機関に所属していた一人の人間の事はよく覚えている。
その研究者の名前は「黒桐　晶」と言った。
「黒桐　晶」は私を同じ人間のように扱う変な人間だった。
実験中、休憩中、休みの日、関係なく私に会いに来ては取り留めのない話を私にしては帰っていく、そんなよく分らない人間だった。
「黒桐　晶」は実験の為に連れてこられた人間で所謂、「天才」と呼ばれる人種だったらしい。

ある日、実験中に大きな事故が起きた。多くの人間が死んでいた。
私も、そして「黒桐　晶」も死にかけていた。いや死んでいたのかもしれない。
「黒桐　晶」は何を思ったのか私を自分の体に埋め込んだ。
私を取り込めばオーヴァードに覚醒して生き残れると考えたのか、
消えかかっている私を哀れに思って自分を器にしようとしたのか。

結果として私は生き残った。
気が付いたらUGNの管理する病院に私は寝かされていた。
事故の後、やってきたUGNのエージェントに助けられたらしい。
研究所にいた経緯をすべて話した結果、UGNエージェントとして活動することになった。

そして「黒桐　晶」の名前と体を私は使うことにした。

どれ位の期間UGNエージェントとして活動してきたか覚えてないが気が付けば、UGN支部長をやることになっていた。
こんな私を支部長に据えるなど、変な人間は「黒桐　晶」以外にもいたらしい。

何もない私は望まれた形をとって生きていく、
そんなこんなで今日もUGN支部長として活動する。

備考
無理やり融合のような真似をした為か一部の内臓が水晶化しており、本来の体重より約20Kgほど増えている。
（水晶化しているが機能的には問題なく動作しており、飲食など問題なく行える。）

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