容姿・経歴・その他メモ

兄と共に親に捨てられ孤児院にも居場所はなく求めたのは絆。しかし願いに反して与えられたソレは正に異形。「憎い、全てが……なぜ私だけが……私はただ友達が欲しかっただけなのに……」覚醒の際に暴走し衝動によって孤児院の人間を皆殺しにしている。凄惨な記憶によるストレスを軽減するために幼い精神は自ら記憶を封印し人格を二つに分けた。分かれた一方は身を守る為レネゲイドの力を駆使し、そして愛に飢えた自らを深く愛した。それはまるで兄のように……
もともとの人格はもう一方の人格にストレスを肩代わりしてもらっているために異常な状況下にあっても鈍感なのかあまり動揺せず冷静に対処するが全く怖くないわけでもない。キュマイラの力による触手を日常的に便利に使っているがそれを見て何かを感じることはなく、ごく当たり前な存在。ただ奇異の視線を向けられてストレスを全く感じないわけでもないので他のオーヴァードの前ではあまり使おうとしない。溜まったストレスは片方の人格が戦闘時に発散している。
体重の異常な重さは表面上人の形を保っているが中身がほぼすべて変質しており白く透き通るような華奢な細腕は住宅を素手で解体する。完全獣化の際は右の眼窩から眼球を押しのけて触手が這い出てくる他、体中から湧き出るように隙間なく触手が生じる。この触手は体内に筋肉として圧縮され収納されている物であるため異常な体重となっている。なお、正確な測定は本人が研究所を奥ゆかしく破壊するので行われていない。
戦闘時は触手が本体を庇うためダメージは目に見えず体の内部に反映される事となるが本来の肉体ではない触手のダメージは全て戦闘用人格が受けており本体は痛くも痒くも無く日常的な運動の範囲であれば傷付いた触手の筋肉であっても何の問題は生じない。戦闘用人格あるかぎり絶対に栞を傷付けさせはしない。

完全獣化

頭足類と棘皮動物の複合体かの様な異形に全身を変化させる。最早シルエットが辛うじて人の形をなしているのみであり醜悪なジャームの姿を頻繁に目にするオーヴァードであっても見ていて気持ちのいいものではない。

一角鬼

体の一部のみバージョンの完全獣化。うまいこと服が破れないように変化させている。服を避けて首元や襟足から触手を生やすか腕そのものを触手に変えている。とても器用で素早い動きは料理、洗濯、掃除時などは手が増えたようで便利

影走り

触手を縦横無尽に動かし僅かな取っ掛かりに引っ掛けその度に急激な加速や減速、方向転換をする。水上では重い身体をものともせずヒレ付きの触手で水面を叩いて走破する。

電光石火

人体を触手で覆い守る、代わりに触手と毒々しい色の体液が飛び散りダメージを負う。

神獣撃

全触手を対象にぶち込み、その後力なくしゅるしゅると体内に戻り体力の回復を行う

セッション履歴