容姿・経歴・その他メモ

一人称/わたし　二人称/キミ
誕生日2/26


戦うことが嫌いで、キズつけることが嫌い。それでも自分のオーヴァードとしての能力は他者をキズつける為のもので、護るための力を持っている支部長を尊敬している。
ソードキャッスル〈桜井　暁都〉は離反してしまった事については悲しいとは思うが、家族を失っても無理して戦う事をしない選択肢をとったことに安心している面もありいろんな感情が渦巻いている。いつも隣にいた相棒がいなくなったので寂しい。表情には出ないようにしているが自分がそう思っているだけでいつもより元気がなかったりする。



巴家は遺産を保管・管理する家系。幼い頃から遺産の危険な部分と重要な部分を言い聞かされていた。
UGNの傘下ではないがお互いに協力関係にあり、遺産の警備のためにオーヴァードを派遣してもらったり、護衛しもらったりしていた。回収するに関しては独自のルートを持っているのでUGNの方々の手を借りることは少ない。
巴家の人間がオーヴァードが多いのか。と聞かれれば答えはノー。むしろ少ない方で、理由を聞いたところ免疫が出来ているからならないのではないか。と言われたことがあるし、家のものは全員がAWF。
5歳の頃から弓道を習い事で初めて、それなりにいい成績が出せるようになったのが10歳の頃。
そのころから夢で誰かに呼ばれる夢を見るようになり、日に日にその声は近くなっていく。呼ぶ声だけが聞こえ姿は見えない。それなのに足はその声の場所がわかっているのか止まる事はない。何かの前に来た時に必ず目が覚める。そんな不思議な夢

その日もいつもの通りの夢を見た。いつも通りなのにいつもと違う。やけに足から伝わる感覚が肌に触れる空気が、手から伝わる温度がリアルだった。起きたほうがいいのはわかっているのに、身体が止まらない。徐々に自分の思考に靄がかかりなにも考えることが無くなった瞬間

【やっと見つけてくれた。待っていたよ】

の声と両親の声に意識は戻り、自分が敷地内にある蔵にいて手には保管さてていた遺産【必中の弓】が握られているのを確認できた。
自分自身でもなにが起きたのかわからなまま、検査をされオーヴァードに”感染”した事がわかった。
そこからはUGNに入り力の使い方・身体能力の向上のために訓練に明け暮れる日々が始まった。もう戻る事のない日常にさよならを告げることも出来ずに。

後々、覚醒した時の話を聞けば前から夢遊病のような症状で蔵近くまで行くことがあったそうだ。だから家族の中では遺産から魅入られた。遅かれ早かれその手に収まるだろう。とわかっていたようだった。

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