容姿・経歴・その他メモ

多奈川　彗。

精緻な射撃によりあらゆる障害を屠ってきたオーヴァード。

家庭の事情で魔術結社と深い関わりを持っていた彼女は、おままごとのような「儀式」に賛同しなかった一方、常識の世界には存在しない”力”が実在することは確信していた。
下らない「儀式」に満足している両親を見返すべく、彗は結社が保有する文献を漁ることで”力”を獲得しようとする。
その探求の結果、彼女は自身の身体に眠っていたレネゲイドウイルスを活性化させることに成功する。
しかし、周囲の人間を見返そうとした矢先、結社はFHエージェントによって壊滅させられ、両親も亡くなってしまう。

その後、紆余曲折あってUGNとの関わりを持った彼女は自らレネゲイド強化実験に志願。
力を誇示する対象を失った彗は半ば自罰的に力を追及することだけが生き甲斐となっていた。

結果として力を獲得はしたが、実験は様々な面で問題があるとのことで凍結。オーヴァードとしての力を活かすべくエージェントにはなったものの、生きる理由を見失っていた。

そんな折、任務で玉野椿と行動を共にし、チルドレンの教官として活動する彼女の精神性に影響され、オーヴァードとしての力を追及した自分だからこそ伝えられる”力”との向き合い方があるのではないかと思い至る。

現在は、未熟なオーヴァードたちを教え導くことを生きる理由としており、年下のオーヴァードと行動を共にする時は張り切りがち。
（そのせいで一部からは年下好きだと噂されたりもしている）

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