概要

「おはようございます。え、今夜も一杯ですか？すみません。今日は家族が来る日なので」
「......ええ、目に見えた異常は起きていません。引き続き島民の監視を続けます」
「化け物と蔑むつもりはない。だが、その力を振るうなら容赦はしない」

ひと月前面影島に赴任してきた交番勤務のお巡りさん。人当たりはよく、島の住人達からも信頼され始めてきたころだが、裏の顔はオーヴァードの多いこの島の監視として送られたＲ担の一員。

数年前、レネゲイドがらみの事件現場で遺産『謀略の牢獄』に触れたことでオーヴァードの覚醒、遺産の代償に心を囚われ大きな感情の起伏を失うことになるが、義妹であり同じオーヴァードの「鹿野谷 椛」に対する庇護の意志は強く保っている。

性格、内面等

オーヴァードに覚醒してからは穏やかで物静か、気配りはできるが他者の心中を察することは苦手。付き合っていた彼女とは2週間でつまらないと別れ告げられた。
人間だったころは大人しくぶっきらぼうな優しさと血の気の多さを内に秘めており、警察官になったのも「間違いに真っ向から立ち向かえる刺激のある仕事」という理由。

好きだったもの　フルーツタルト　スティングを聞きながら飲むハイボール　マルボロ　剣道
嫌いだったもの　酢の物　ケチャップ　散らかった部屋

鹿野谷椛について

学生の頃に養子に引き取られた血のつながらない妹、年が離れていることもあり疎ましく思う時もあったが、家族として良き兄であろうと努めつつも、同年代の友人の邪魔にならないよう適度に距離を保っていた。その内に秘める気性の難しさは自分の悪いところが似てしまったと悔みながらもまんざらでもない。

10年前に起きたジャームに遭遇した事件の際、彼女がオーヴァードに覚醒したことは知らず表向きの理由だけを把握していたが、小さかった彼女に寄り添うため大学受験を取りやめ一年浪人。周囲には部活を引退してから遊びすぎたと公言している。

自身がオーヴァードに覚醒し彼女の正体を知ってからはより身を案じ、非日常の人間である鹿野谷椛を守れるようにR担への辞令を受け入れた。

能力

謀略の牢獄は柊一の魔眼と一体化、棺の形をとり自身の能力の増幅装置の役割を果たしている。片手に長剣を、もう片手で棺に繋がれた鎖を引く奇妙な戦闘スタイル。謀略の牢獄が混ざっているため『封じる、奪う』ような能力に長けている。出力を上げると強い飢餓衝動に襲われ制御が不安定になるため、背負うのではなく直接持つようにして強引に制御している。

セッション履歴