就任して2年目の新米支部長。
任命前まではUGN開発部に所属し、協賛企業の社員としてレネゲイドウィルスや作用する薬品の開発に従事していた。
しかし、人手不足の煽りを食らってかろくに理由も聞かされぬまま、支部長補佐→支部長と短期間で辞令を受ける。
世間からの認識は、大企業に勤めてお金を貯め、早々に脱サラして洋菓子店をオープンした勝ち組。
実態は全然そんなことはなく、慣れない仕事と無茶ぶりの日々を過ごす勤め人である。

彼女の人生は至って平凡であった。
将来の夢は菓子職人だった小学生。
ほろ苦い初恋が散った中学生。
調理部と勉強に打ち込んだ高校生。
薬学を学びながら趣味で凝った菓子を作る大学生。
就職先も決まり、あり触れた生活が続くのだろうとぼんやり考えていた。
そんな彼女の普通は、友達との卒業旅行中に終わりを告げる。
観光地のど真ん中でUGNとFHの戦闘に遭遇。
その場から逃げ出そうとしていたが、運悪くUGN運搬物の一部をキャッチ。
逃げることもできなくなり、その場で震えていた。
しかし、自分のことを庇ってくれている幼いUGNチルドレンがFHにいたぶられる光景にだんだんと腹が立ち、
何もできないのにUGNの子を庇い返した結果、無力な女子大生がオーヴァードへと覚醒。
なんとかその場を切り抜け、そのまま保護された。
世界の裏側を知らされた彼女は、たまたま就職先の企業とUGNに関係があったため、
そのまま企業職員兼UGN研究員として社会人となることになる。
どうしてこうなった

世界の秘密を知ってしまい、変な訓練とかもやらされるようになったが
想定していた社会人生活の延長に近く、まぁ何とかなるかーの精神で過ごす。
非日常の中での平穏を過ごしていたが、なぜか支部長候補として白羽の矢が立ち、
あれよあれよという間に支部長にまで就任した
どうしてこうなった

ソラリスとしての彼女は自身の薬学知識や本人のレネゲイドに対する研鑽の成果から、
必要な相手に適切な成分を一括で作成し、投与できる。
できるが、何も気にせずあらゆる成分を混ぜ合わせていたせいか、"君に援護されると口の中が酷くて戦闘どころじゃない"と言われてしまった。
別に口に直接投入しているわけでもないのに。
面倒になった彼女は甘味成分を突っ込むことで強引にごまかすことにした。
以降、彼女に支援されると、口の中に入ったわけでもないのに甘味を感じるようになった。
混ぜ合わせる成分が多い分だけ、強い甘味を混ぜ込む傾向にあるため、甘さと支援性能は比例する傾向にある。
間違いなく、身体にはよくないだろう

百嚼甘糖:"百尺竿頭一歩を進む"をもじったもの。意味は最高、極地だと思ったところからさらに一歩先へ進む努力、工夫をすること。
彼女のエフェクトや研究姿勢、甘味への姿勢から名づけられた
ラグドゥネーム:ルグズナムとも。現状確認されている合成化学物質の中で最も甘いとされている。砂糖の30万倍。
アドバンテーム:砂糖3万倍の人工甘味料
ネオテーム:砂糖1万倍の人工甘味料
SMP:何の略かは彼女の気分次第。大体いっぱい作る系。
甘味料大量生産(スウィートナーマスプロダクション)
お菓子大量生産(スウィーツマスプロダクション)
すっごいメチャメチャパワーアップ
そこまで言うなら、もっといっぱい、パワーあげちゃう　など
勤め先企業:株式会社NINAは安心安全。皆様の暮らしに寄りそう医療品、健康食品を販売しております。第一〇共とかそんな規模。