容姿・経歴・その他メモ

G市支部に所属するUGNエージェントであり、御吹流古武術の使い手。

古来より、人ならざる力を持つ者たちの修める武術として受け継がれてきた御吹流古武術。
現代ではUGNと協力関係にあり、数多くのエージェントを輩出している。
剣臣も、御吹流古武術を継承する家系に生まれ、周囲に望まれたとおりオーヴァードへと覚醒。
幼い時分から、多くの任務に参加してきた経歴を持つ。
幼馴染みの少女・瀬戸都南は、同じく御吹流古武術を学ぶオーヴァードであり、互いに切磋琢磨し合う関係だった。
だが、G市での任務に参加した際、“黒曜の獣”の襲撃を受け部隊は壊滅。剣臣のみが生き残る。
目の前で、大切な人を救えなかった経験から、誰かを救う力を強く望むようになり、そのための鍛錬を日々続けている。

戦闘では、御吹流古武術を使う。
剣臣の場合、大気を振動させ、拳圧を遠方の敵に叩き込む“遠当て”を主軸とする型を修めている。

善を良しとし、悪を断じる、公明正大な性格。結果ではなく、そこに至る人の想いを尊ぶ。
例えどんな結末であったとしても、最後まで抗おうとした者や信念を貫いた者には、賞賛と尊敬を送る。
そんな人間を助け、救う力こそが、オーヴァードの本懐であると信じており、手を差し出すことを諦めない。

彼の歩みは止まらない。
もっと遠くへ、更に、一歩先へ――救いの手が届く、その場所へ。

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