容姿・経歴・その他メモ

※※※こういう設定読まれると恥ずかしいので基本読まなくて良いし、拾わなくて大丈夫です。

○─────生まれ─────○
本名、七光元(ななひかりはじめ)

家は代々続く役者家系。親も祖父も曽祖父も、いやもっとずっと前から"それ"は受け継がれてきた。
目立つ容姿、カリスマ性、人を揺るがす発言力。

だが元(ハジメ)は、容姿の優れていない子だった。醜悪、悪い意味で目立つ、瞬く間にやってもいない悪い噂が流れ世間を騒がせた。
この両親のもとに生まれて何故このような醜悪な子が生まれるのか、世間からの目は厳しかったのだ。
「七光家もここまでだな」「この2人からこの見た目の子って不自然じゃない？」「どこからどう見たってこれは浮気で出来た子どもだろ」
当然仲睦まじかった両親の仲まで悪くなってしまった。
こうして七光家の最大の汚点、七光元がこの世に生まれたのだ。

○─────能力─────○
能力は自身を目立たせる能力ではなく、舞台を用意する能力。あくまで舞台装置役だった。この能力を得たのはいつからだろう、ただ自分ではなく他人を主役にする能力だと感じた。元より七光元という人間は表に立つ人間ではなかったのだ。
だが一方で本人は、この能力を疎ましいと思ったことはない。寧ろあの家系と正反対の道を突き進めるなら、この能力を授かったことは光栄ですらあった。

○─────過去─────○
(ヨハン、親戚、仇のエピソード)
▼ヨハン
UGNに所属してから出会った人物。多分敵、というか絶対敵。自身の父親を誇りに思っており、家を出て行った自分とは正反対の人間。家族に対する考えや見方が少し変化した。けれどやはり理解は出来ない。もう少しよく知ってみたい人物。ヨハンに対して友好的に接せるかと聞かれたら……まぁそこは無理かもだが。

▼七光 勉(祖父)
最も元(ハジメ)を毛嫌いしていた人物。かつてハリウッド映画にも出演した事がある有名俳優。演技力、容姿、共に完璧であるが、性格に難がある。
こだわりが強く、許せないものはとことん排除するタイプで、元ともそりが合わずしょっちゅう口論していた。元に対して、家から出て行けと口に出した張本人。もう二度と関わりたくない。

▼一昔 舞(仇)
幼少期からの幼馴染。家の愚痴等をよく聞いてもらっていた。だが実は舞の両親はジャーナリストで、七光家の闇を暴く為に、元と仲良くする様仕向けられていただけだった。
結果、彼女伝いで七光家の家庭内状況がバレてしまった。元(ハジメ)が世間から酷評されたのも、これがきっかけである。以来彼女とは縁を切り、一度も言葉を交わしていない。
そういえば風邪の噂で聞いたが、未だ舞は自分を追いかけているらしい。



○─────現在─────○
七光元ではない、新しい自分になる為全てを変えた。
まず名前、この七光家から縁を切るという約束で両親の手を借りて手続きをしてもらった。
苗字は人に好かれる事に飢えている、という意味で飢好。下の名前は……正直言ってなんでも良かった。ただ親への仕返しの意味も込めて、絶対呼ばないであろう名前を付けてやろうと思った。
そして考えたのが「わお」という名前。WAOとしたのは七光家の人達が絶対呼ばなそうだから。それと楽しそうな名前にしたかった。お前らと縁を切ってから毎日楽しいぞ、とそうアピールしたかった。まぁ奴らはそんな事一切気にしないだろうが。
漢字にするなら環終(わお)。一家の終わりを表す。けれどせっかく縁を切ったのにまだ尾を引き摺るのは未練がましいので、漢字はやめた。

次にその容姿。
容姿は変わらんでも七光家の面影は一切無いが、この見た目で「七光元」と名が知れてしまっていた為、新しく生まれ変わるなら変える必要があった。
七光家の奴らが見ても判らないような、あいつらに頭を下げさせるような見た目にしよう。
そして整形を行い、今の姿を手に入れた。
勿論過去の自分とは違い、整った顔立ちにしてもらった。だがそれは七光家の顔立ちとは正反対のタイプである。
あいつらとは違うジャンルで俺は勝負してやる。
こうして新たに、飢好わおという人間が生まれた。

(↑高校に入る前の話、わおとしては現在既に1〜2年ほど生活している)

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