「注っっ、目ぉーーーーく！！」
「おはようございます！世界最強・お馴染みみんなのアリアちゃんです！
　現刻より当戦場への介入を開始します！酷い目に遭いたくない方はほどほどのところで降伏しちゃってください！」
「それではぼちぼち始めます！すぅー、はぁー」
「"契約者たる我が名において断末残響の封を解く”。"詰まれよ汝、我が刃にて"!!」
待て、貴様が成形しているそれは砲弾だが？
ご覧の通りのやりたい放題、斬・撃・衝・突なんでもござれの縦横無尽ガール。

ココロあるモノ全ての“断末魔”の収集を命じる凶悪な遺産、「欲望の姫君“第肆番-曼珠沙華(まんじゅしゃげ)”」の適合者にして継承者。
平凡な家庭の生まれだったが、“曼珠沙華”の収穫を狙ったFHセルによる儀式テロの犠牲となり、一家全滅。
悪意か天の気まぐれか、絶命寸前のアリアの心臓に成果した“曼珠”は彼女だけを蘇生させた。
現場に居合わせた“滅苦”池見芙蓉はアリアを引き取り、セルの魔手から守護。
「お荷物」のままでは不要な被害が出るばかりであるということを痛感したアリアは弟子入りを希望し、
以後、幾多の戦い、仲間との出会い・別れを経て現在に至る。
「私の夢は、おばあちゃんみたいな“最強”を越えた、もっとその先にあるの！」

「遠近無用・万形斬孔術“白虹(ビャッコウ)”」。
自在に変形する、きらきらと虹色に輝く錬成砂“白虹(ビャッコウ)”を操る、射程を問わない戦闘術。
芙蓉より継いだ“世界最強”の名は伊達ではなく、
身も蓋もない・状況に対応して繰り出される柔軟な斬撃・砲撃は、
最新技術の粋を尽くした大鑑に有効打を与え、全力をもってすれば一撃両断すらなさしめるほどの威力を発揮する。
ただしスタミナはないようで、芙蓉と異なり、“派手に短く介入し、戦意を喪失させる”スタイルを取っている。
このファイトスタイルは彼女の未熟さではなく、異能(ちから)の源である遺産の性質の現れである、と一部では言われているが……？
「聞こえる――皆の声が、聞こえる」

・PC2
「むっ、手練れの方とお見受けしました。
　しかもその精神(マインド)！そこはかとなく似たものを感じます。あたしと一緒に戦いませんか!?」
・PC3
「あたしより小さいのに……“大人”な感じがするっ……！もしや天才の類！そういう人の相手はアリアちゃん苦手だ!!
　………………キ、キャンディ食べます？？？」
・PC4
「“曼珠(マンジュ)”が最低の遺産なのは分かってます。
　だけど、私を狩るのはもうちょっと待ってください！悪いようにはしませんので～～～……！」（拝む）

PC1:“滅苦”池見 芙蓉の教え子
あなたは“最強”を継ぐものだ。
“滅苦”こと芙蓉の剣は、在野ながら各組織の精鋭を圧倒していた。
数年前に老衰でぽっくり逝った際には、地獄の鬼でも斬りにいったのかと笑ったが────
今目の前には、全盛期の彼女がいる。
『挨拶をしておこうとおもって。────この病を根絶する前に』
何を言い出すのだこの女は。