容姿・経歴・その他メモ

雑貨家に一番遅く入った最年少の少女。

怪物計画の原初シリーズの一つ『真言計画』において実験目的を達成した完成品の一つとして番号ではなく通称『レイカ』という名前で有望視されていた。
実験と同じ複製体からの嫉妬からくる虐待と迫害の日々を受けながら歪んだ性格をした主任研究員の秘書『美香』を慕い、彼女の価値観に影響され同じように歪む。
その後はストレスなどからジャーム化寸前までの精神状態になりオリジナルである主任研究員『神崎零香』を美香の目の前で殺害。彼女に憎しみや恨みの感情をもって特別を得ようとするほどにまで暴走する。
しかし錯乱した美香はレイカ(当時のラン)のことを現実逃避からオリジナルと誤認。オリジナルと同じ対応をされ、『自分の望みは一切かなわず、これからもかなうことはない』と突きつけられて絶望、本格的な暴走で研究所を半壊させたのち、何物かに回収され記憶を封印後、卵という名の保存カプセルに入れられることになる。
その後、調査に訪れた雑貨家の面々によって解放。雑貨紫桜によって『ラン・ラン』という名前を与えられ、彼女と多々良愛華の二人から自身のことを目一杯肯定してもらったり、他の雑貨家の面々と過ごすうちにかなり前向きで明るい性格に変化した。
現在はレイカとしての記憶を取り戻しているものの、雑貨家の一員ラン・ランとして生きることを望み家族として過ごしている。

〇性格
記憶がいったん消された影響か普段はかなり常識人でトラブルメーカー達への突っ込み役になることが多い。
非常に前向きで現在の怪物としての自分をすでに受け入れ、そのうえで人間としての人生を歩むことを自身に誓っている。
前向きさゆえか達観し悟っているところがあり過去は過去と受け入れ、それはそれとしてもっといい存在になれる希望と期待をもって今を進む強さを持っている。

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