容姿・経歴・その他メモ

幼少期は物心ついたころから両親は蒸発していなくなっており、1歳年上の姉とひもじく生活していた。
しかし、その生活に耐えられなくなった姉は妹をFHに売ることでまっとうに暮らせるお金を手に入れ妹の前からいなくなった。その時、彼女の頭の中には自分を裏切った姉の復讐心で溢れ始め、それがその後の実験生活の中で彼女が生きていけた理由である。
FHに連れられてからは実験される日々であり、「肉体の限界を超えた存在」を生み出すため、レネゲイドウイルスだけでなく様々な筋肉や骨の増強薬を打ち込まれたことで筋肉の密度が高まり、小柄な体ではありえないほどのタフネスと怪力を生み出すことに成功した。
実験がある程度進んだ中で、彼女に姉への復讐のタイミングが訪れた。姉の居場所を突き止め、姉の口から吐かれる嘘くさい言葉がうざく軽く殴ってみるとそれだけで一般人の姉が死んでしまった。そのあっさりとした終わりから生きる希望をなくした彼女はただ粛々と実験が終わるのを待った。
だが、FHでの実地訓練としてUGNと戦闘した際、姉とそっくりな顔をした女性を見つけた。しかもその女性は盾を持って仲間をかばっていた。その時、少女の脳内ではオーヴァードの彼女なら姉と違い自分の攻撃でも簡単に壊れず、姉よりも崇高な精神を持った彼女の心や魂を壊せれば、あの時のあっさりとした復讐を塗り替えられるのではないかという考えが浮かんだ。
その戦闘の中では研究員に止められ、愛しの彼女を再び見かけることはなかったが、止めた研究員を叩き潰してから彼女の高度は早かった。他の研究員に、彼女の所属と住んでいる場所の情報の獲得、住んでいる場所の学校に潜入できる身分の改ざん、自身の顔の整形をお願いし、自身に関連する人物を全員潰した後、「桃原　小鳥」として茅岡果音の通う高校に入学した。
今は、果音経由で野良オーヴァードとして愛しの彼女に接近し、信頼してもらった後、その思いごと相手の肉体をぼろぼろに破壊したいと考えている。
「春日恭二の暗躍」では、FHから定期的な生活費などをもらうためにとある組織の壊滅に参加していたため、市内で何が起こったのかは知らない。

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