設定

　なぜか常に怯えているような雰囲気を持つUGNチルドレン。実際にネガティブな発言が多く、一見すると自信のない弱気な少女にしか見えないことだろう。
　しかし、嘗めてかかってはいけない。彼女は別に敵(あなた)に恐怖しているわけではない。敵(あなた)を殺すことに躊躇いなどない。ただ、彼女は世界が絶望であることを知っているだけなのだ。世界が残酷であるという事実に怯えて震えているだけなのだ。
　もしその事実だけを受け止めていたのならば、彼女は最早死んでいたことだろう。彼女がこれまで戦場を生き延びてきたのには理由がある。それは、そんな絶望の中にも希望があることを知っていたことが大きく起因している。暗い世の中だからこそ、光り輝く何か＿＿＿希望が救いになる。そして、その希望こそがUGNであると彼女は信じているのだ。
　真っ暗闇の中でも、小さな蝋燭１つあれば多少は辺りが明るくなる。そんな風に世界を少しでも明るく照らせたら、自分が＿＿＿自分たちが生きていた意味になるのではないか。でも、自分は本当に小さな蝋燭になれているのだろうか。まだ線香にすら届かないのではないか。少女は今日も、思い悩む。

戦闘スタイル

　自身の腕の骨や爪を伸縮・歪曲して敵を串刺しにし、内側から切り裂く。ただ突き刺し切り裂くのではなく、高電圧の電流を流しながら相手に攻撃を仕掛けるのである。相手の防具も肉も電気の熱で焼いて貫き、敵の神経に直接電気を流し込んで脊椎も脳も破壊する。まさに“破砕係”(シュレッダー)を名乗るのにふさわしい能力である。

ハンドアウト

　君はUGNの施設で育てられたUGNチルドレンだ。現在はUGNN市支部に所属し、レネゲイドの脅威から日常を守っている。現在、君は他のチルドレンたちと共にUGNの訓練施設で教官である「宇佐草伊蔵」から地獄のような指導を受けている。
　やっとのことで指導が終わり、疲労感に包まれていと宇佐草が君だけに話しかけてくる。『業火の復讐者』と呼ばれるFHエージェントがN市に潜伏している可能性があるとの事だ。あなたは彼からその調査を依頼をされた。

セッション履歴