容姿・経歴・その他メモ

一人称：私(あて)
二人称：あんさん、あんた、お前さん

「私にできることやったらなんでもやったるさかいに、遠慮せんと声かけてや」
「ここは私の守る街、転じて私の國や。勝手は許さへんで？」
「私がこんな言うても引き下がらんのやったら……あんたら、もうあきまへんわ。──死にはったらよろしおす」

京都支部の支部長。
表向きは北野天満宮の巫女を務めているが、実際には若くしてエージェントたちを取りまとめている。
それというのも、彼女はやんごとなき血筋を引く名家：皇家の長子であり、単身京都を拠点としてさまざまな企業やUGN関連組織に資金提供などをしているからである。
弟妹である双子の兄妹、朱雀と雲雀をこよなく愛する姉バカ。生まれついてオーヴァードであった彼女は、自身の特異性によって二人の平穏が脅かされないよう距離をとっていたが、ふたりが覚醒したと知るや否や、東京の方の支部長やら各地に頭を下げ意地で引き取った。三人共通して『エンジェルハイロウ』保有者となったことに、なにかの因縁を感じている。
凄まじい努力と天性の才能で多くの成功を為してきた。が、本人は努力の方を全くおくびにも出さないので、周囲からはあまりの手腕に畏怖されることも多い。

戦闘スタイルは基本的にあまり移動せずその場から青い炎と黄昏色の閃光で敵を焼き尽くすアタッカー。侵蝕が100をぶっちぎれば(=NPチャージが完了すれば)、広範囲を一撃で殲滅する“必殺技”を放てる。ぶっちゃけ宝具。レベルは5。
(また、その“宝具”を放つ際には氷で玉座を作りそこに悠々と座ってから放つ)

コードネームは基本的に『黄昏の妖姫(たそがれのようひ)』とされているが、彼女を知る海外エージェントなどからは、蜃気楼のように実態をつかめないことから『ファタ・モルガーナ』とも呼称される。

=《ここから読まなくても良い過去設定》=
レネゲイドの拡散が起きるよりも早くに、生まれついて覚醒していたことから幼少期は『魔女』『忌み子』と呼ばれ恐れられたが、両親だけは彼女を案じ、五歳の頃に先んじて京都の北野天満宮に縁ある陰陽師の家系に、信頼できるお目付け役の「狼呀 樹」共々預けていた。本人もそれには納得しており、今でも両親には感謝している。が、同じことにならないよう遠ざけたはずの弟妹までも自身と同じ力に目覚めたことに関しては、少し責任を感じている。たとえ、無関係であるとしても。
また、ほんの数年の違いとはいえレネゲイドウィルス拡散以前から生まれつき覚醒していたことなどもあって、不理解と裏切りによって多くの艱難辛苦を味わってきたが、“それが人の性質であるから”と受け止めている。しかしそれはそれとして、他人を信頼はしてもほとんどアテにはしておらず、大抵のことは自分でしようとする。
「私なぁ、それなりに人生積んできた方やねんけどな？まぁ……人いうもんはどうしょうもなく弱いところもある生きもんやさかい、裏切られるとか、そんなんばっかやったのよ。せやから、もう決めてしもたん。手前の大事なもんは、手前で守るしかあらへん、てねぇ。

ま、そういうことやさかい。堪忍ぇ？
──“辿着しえぬ我が理想”……何人も、私の理想郷を通るに能わず……なんて、ねぇ」

セッション履歴