一人称:私

自由奔放な生き方をしているように見えるが芯の通った女。
表向きは記者として活動しているが、本職はジャーム退治専門の傭兵。意に反しなければストレンジャーズやテンペストに力を貸すこともある。
世界各地を飛び回る上でその国に来たことや情報を探し回る理由を誤魔化すのに便利な為に記者という肩書きを使っている。
付き合い方がうまくわからず父親とは疎遠。戦闘では対物ライフルを駆使して敵を殲滅する。
傭兵をしている理由は、オーヴァードの力を活かして自由にお金を稼げる上に悪いやつをぶっ殺して気分がいいから。

九未知花とは高校時代に知り合った。年上だが見た目がそうは見えなかったため、同級生か後輩かと思って接したことが仲良くなったきっかけだった。それからは突拍子もない実験に付き合わされたりして今に至る。
自身がオーヴァードであることを打ち明けている数少ない友人の一人だった。
彼女が残したYWのことは相棒であると同時に子供の様に可愛がっている。

"本物"の『八雷良』は20年前に死んでいる(享年8歳)。死因はレネゲイドの発症に伴うジャーム化と暴走。
今この世にいる『八雷良』は娘の死を受け入れられなかった父親が、権力を駆使して神代グループの研究員に作らせた複製体である。高校在学中にその事実を知り、父との関係がぎくしゃくする。オーヴァードの力に目覚めたのもこの時。
8歳までの記憶は偽造されたものを記憶処理で植え付けられている。
親友の九未知花に相談したり、実験台にされたりしながら今に至る。親友の隣が『八雷良』居場所になっていた。
情報の秘匿に対する嫌悪感はこの生い立ちが主な理由。