容姿・経歴・その他メモ

高校3年生。帰宅部。輪の中心に入ることはないが何かの集まりにはなんだかんだ端の方にいる。
本名、三部輝(みつべ ひかる)。さる有力な家の娘であった。

父とは少し壁を感じつつ、それでも愛されながら育った。12歳のある日、大きな病気をして入院することになった。
母が寂しくないようにと木彫りの鳥を持たせてくれた。たまに誰かの声が聞こえるような気がしたものの問題もなく入院生活を終え、家に帰ってきたその日に事件は起きた。
何者かが家に侵入してきた。奴らはFHと名乗った。何かを探しているようで、父と母に何か問い詰めているようだった。自分の目の前で、母は惨殺され、父も瀕死の重傷を負った。そのとき、"誰かの声"がささやいた。契約しろと。思わず頷くと、私の体はその場に溶けるように消えていった。実際消えたわけではない、誰の目にも映らなくなったのだ。奴らは家で動けずにいる私を追って、外に出て行った。自分の家で起きたことが信じられず、私も夜の町へとふらりと出て、近くの公園で気を失った。

目が覚めたとき目の前にいた女性は、UGNと名乗った。私の身に起きたことを聞いた。父は一命をとりとめたらしいが、私は真実を話すことも、それを隠したまま娘として生きることもできる気がしなかった。彼の記憶は操作され、私は苗字を捨て烏丸輝として生きていくことにした。

そうして今、故郷から離れた土地で高校生として日常を送っている。UGNの任の合間ではあるが、これでも高校生活は満喫している。口うるさい小鳥が話しかけてくるせいでちょっと買い物しにくいことぐらいの、至って普通の高校生だ。

11/9生まれ

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