容姿・経歴・その他メモ

オリジン：ヒューマンのレネゲイドビーイング。
ソラリス/ウロボロスのクロスブリード。
UGNやゼノスなどとも特に積極的に係わろうとせず、せいぜい目の前で起きた事件の解決を手伝ったりする程度。
自身の価値観で悪事であろうことには加担しないため、基本的にFHとは敵対している（されている）と言っても良い。
普段は少女のような姿をしており、RBとしての本領を発揮するときなどで大人の姿となる。

ソラリスシンドロームによる化学物質による香気と、美しい声による催眠、その合わせ技によって見せる幻覚による精神攻撃を得意とする。
いかなるレネゲイドウィルスによる働きか、心に与えたダメージが肉体にも物理的に発生する。
本気を出せば生半可な精神力では耐えられない絶望的な恐怖を与えることもできるが、非常に燃費が悪いのが欠点。
連発はできないため、長期戦は苦手。

優れた容姿と話術からコネも多数持っており、情報収集が得意。
相手によって大人と少女の姿を使い分けられるレネゲイドビーイングの身体も便利だな、などと思っている。





誕生日にあんな風に泣かせてしまうなんて、可哀想なことをしてしまった。
死の瞬間、まだ生きたいと願った。
あの子を遺して死にたくないと。
願いが通じたのか、はたまた利用されたのか、それは覚えていない。
都築京香によって、レネゲイドビーイングとして、新たな存在として生まれ変わった。
何の気まぐれか、これもプランなのか、ほぼ放逐されたような状態で。
せっかくなので二度目の人（？）生、精一杯生きてみよう。
その果てに自分を許せそうなら…あの子とも、もう一度。

前世の記憶や経験はふわっとした程度にしか覚えていないが、紫水への想いや幸せな日々の記憶は強く残っている。
自分の最期や、自分が死ぬ間際に紫水を泣かせてしまったことも。
そのことの罪悪感や、もしも今の自分を紫水に拒絶されてしまったらという恐怖心から、紫水のいる支部の周辺地には極力近付かないようにしていた。
"転生者"とはいえ、それを実際に証明する手段などあるはずもなく。
そもそも、レネゲイドビーイングである自分は肉体的にも本質的にももうヒトとは別の存在なのだろう。
実際にあの子の母であった前世「稲実貴音」へは（自分自身に、おかしいとは思いつつも）劣等感にも近い憧憬の念を抱いている。

それでもやはり心配して気にかけており、自身のオーヴァード能力を利用して適宜身の回りの情報は収集していたようだ。
本当に困って立ち行かなくなったら、影から支えるために。
現状、紫水が身を寄せている支部の支部長は信頼に値する人物だと知っているため、その点では安心している。


実は前世の行きつけのらぁめん屋には時々食べに行ってたりする。紫水くんが来るであろう時間帯は避けて。
なお、名前は初めて尋ねられた際に「イナミ　タカネ」と普通に答えてしまったのを取り繕ったもの。
帰国子女なので…苗字と名前が逆になりました…タカネイナミです…。

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