登録名：No.269号
コードネーム：｜天災《ディザスター》
性別：女性
出身：日本
誕生日：9/21
身長：167㎝
体重：50㎏
血液型：不明
ブリード：クロスブリード
シンドローム1：ウロボロス
シンドローム2：モルフェウス
シンドローム3：―――――

立ち絵メーカー：♡My💘Babyメーカー♡
立ち絵メーカーURL：https://picrew.me/ja/image_maker/2003689

・戦闘適性：A
・継戦能力：D
・命令順守：E
・陣頭指揮：E
・社会適性：C
・ＲＣ技術：E
・衝動耐性：E
・特異能力：A

ウロボロスシンドローム適合実験の一環で連れ去られてきた孤児の一人、各シンドロームに彼女と同じような実験体が幾人もおり200番台のタグが付いてる。彼女に行われている実験は、ウロボロスの吸収能力特化した場合の現象を調べるため実験を行っていたが、実験は失敗に終わり、269号と彼女の監視を行っていた裏切り者の｜藺月 澪《いづき みよ》と共に抹殺処分。殺処分から逃れた、紬希は｜蒲生 緋鞠《がもう ひまり》に拾われて何でも屋として活動している。

刀を用いた高速戦闘を得意としている。反射神経、反応速度、体捌きが優れたオーヴァードで、多数対一の戦闘もある程度こなせるため、単独で依頼に当たることも多い。反面、情報収集能力や工作といった能力は著しく低い。
彼女の本領はレネゲイドを活性化させ、衝動の赴くままに戦うことが本来の戦闘スタイル。だが、戦闘が長引けば長引くほど衝動に呑まれ、ジャームへと近づいてしまう。そのため戦闘の際は、余程の相手でもなければ本来の力を解放しない。紬希は自覚していないが、誰よりも速く敵の前に突っ込み、誰よりも敵の視線を集めるような戦い方をする。その戦い方は、まるで居ない誰かを追い求めるような危ない戦い方をしている。

彼女の持つ刀は、光りさへ通さない漆黒をあつらえたものとなっている。常人がふれれば、自身の奥底に持つ衝動が無理やり引き出されてしまい本能のままに暴れてしまうだろう。人の心を狂わせる妖刀だが、紬希の本来の戦スタイルとは相性がかなりいい。難点なのが、呑まれ過ぎると目の前の敵を殺すまで止まれなくなっていまう。そうなる前に気絶させるか、刀を取り上げてしまえば暴走を止めることが出来る。

本来、紬希には今のような感情や心などなかったが藺月 澪によって人らしい感情を持つようにまでなった。FH脱退後は、何でも屋《空》の所長【｜蒲生 緋鞠《がもう ひまり》】によって拾われ従業員としてこき使われている。
何でも屋《空》は街の雑用からお使いはたまた、お留守番子守りまでほんとに何でも引き受ける街の便利屋さんというポジション。時より、所長である緋鞠は警察庁からの要請でレネゲイド関連の事件の調査協力者として活動している。

緋鞠によって『その命続く限り、多くの人から感謝を言われる人間になれ』と言う目標を与えられ、澪からは『自分の命をどうか紬希の為に繋いで欲しい、精一杯生きて、自分の代わりに精一杯幸せになって欲しい』と願いを託された。
なぜ、緋鞠がそんな目標を自分に与えたのか、澪の言う幸せがなんなのか、未だに答えを見つけられないでいる。
澪が死んでから、藺月の性と紬希の名を貰いそう名乗るようになった。紬希という名は、澪によってつけられた。タグ付けされた番号をそのまま、語呂合わせしたものだが、番号呼びよりこっちの方が可愛いらしい。

藺月 澪の全て取り込んだことで、死にかけていた命が再び点火した。代償として吸収の能力は失ったが、澪の能力であるエンジェル・ハィロゥが継承され固定化した。澪を取り込んだことにより、飢餓の衝動が吸血に上書きされたり、記憶や感情などが全て紬希に脳に焼き付いたことで、自分と澪との境が曖昧になっている。
普段は、全くそんな素振りを見せないが衝動に身を任せ戦いすぎると乖離現象が起き酷く不安定な状態へ陥ることがある。

戦いの中私はあの人の背中を見る。

もう追いつくことの出来ない背中、もう感じることの出来ない温もり……

刀を振るっているとあの人を近くに感じられる。

感謝されるために力を奮っているのか、生きるために刀を振っているのかもう分からない。

ただ澪が生きろと言ったから、所長が命の続く限り感謝を集めろと言ったから……｡

お礼を言われる度胸の奥が満たされる気がする
この気持ちは、私のもの？それとも澪の記憶？私はこの感情の名前を知らない。

ねぇ、澪……なんで私に生きろと願ったの。

まだ私は答えを見いだせないでいる。