・Dロイス　特権階級（ハイロード）
財閥の嫡男の上にUGN中枢評議会の議員で特権がないわけがない。
己の持っている財力や権力をひけらかすことはしないが、誰かを助けるために惜しむこともしない。
それが特権を持っている人間の責務である。


・秘書　神津 リリア（かみつ －）
神幣家の歴代当主に付き従う存在。そもそも人ではないいわゆるレネビ。
有智のことを生まれる前から知っている間柄であり、有智にとって数少ない何も考えずに信頼出来る“家族”。
好き勝手に生きている有智に渋い顔をしつつも的確で完璧なフォローをする。
見た目的には20代の美女。
方向性的にはコブラのレディって感じ。強い。

・家族
妻と娘と息子がふたり。
有智がその気になれば、愛する子供たちに害をなす存在を社会的に抹殺するくらいは造作もない。

なんか古い時代からふわっと存在している謎の権力一族。
UGN設立時にも関わっており、様々な界隈に広くコネクションを持つ。
父・文智（あやとも）が病死したため有智が評議会に名を連ねることになった。
オーヴァードでなかったとしても議席はあっただろうし、UGN日本支部にとってはいろいろと無視出来ない存在。
熊撃ちも趣味だし支部長も趣味。
霧谷くんに無茶な我が侭を言うのも趣味。

有智は四人兄弟の長男。
家族仲は良いが必要以上に仲良くもしない。
兄弟たちとは、お互いに一族の保持を最優先とする割と合理的な間柄。
それでも年の離れた一番下の弟はみんなけっこーかわいがっている。

権力を面倒だと思っている一方でその重要性も理解しており、使えるものは使う。
下手に人情家であるがゆえに、大体の“いい話”を圧倒的な財力（あるいは権力や暴力）で解決することもしばしば。
丸く収まれば良かろうなのだ（札束ドン

特に出番はないが奥さんと子供3人がいる。
仕事柄、家族との時間をあまりとれないのが日頃の悩み。

・娘　神幣 絢愛（かぬさ あやな）
三人の子供たちのひとり。
今年で12歳、中学生になる長女。ほか息子がふたり。

・末弟　神幣 康成（かぬさ やすなり）
異母兄弟である一番下の弟。
割とドライな間柄である上の兄弟たちも末弟に関してだけは結構甘い。
25歳。高校教師をしているらしい。
兄たちの共通認識として、自由に生きて欲しいと思っている。

・坂本 貴之（さかもと たかゆき）　慈愛/不安
どうやら死んだあと蘇生されてオーヴァードになってしまったのだろうか。
まともに育っている子だが、少々危なっかしい……てこれ降矢くんにも思ってるな？？
あまりほいほい着いていかないほうがいいとおじさんは少し思っています。

・夏樹 楪（なつき ゆずりは）　感服/脅威
若くして有能な部下。
粗暴な態度が目立つが、霧谷くんがかわいがってるだけあって優秀という印象。
よくよく話すと結構いい子だな～。こういうタイプにはなるべく自由に戦えるように舞台を整えてやりたい。

・降矢 鐵甲（ふるや てっこう）　庇護/不安
とにかくお金の扱いが危なっかしすぎて心配。
とりあえず借金まみれにして余計なこと出来ないようにしてあげよう、というのは普通に優しさからきている……。
靴を舐めるくらいなら書類片付けるの手伝ってくれ。

・烏有 零（うゆう れい）　有為/恐怖
めっちゃ無口～～～～。
素っ気ないけどきちんと意思疎通は出来るし報連相も出来る。えらい。
結果として坂本くんが懐いてくれているので、それが彼にとっていい影響になるといいのだが。
と、支部長的には思っている。