生真面目であり保守的。協調性はあるのだが、現状維持に固執しすぎる傾向がある。
支部長としての任務を遂行しようとするあまり、ややから回っている様子。最近は疲れか頭痛が酷い。一方で、自分が支部長として不出来である事は自覚しているので、部下からの忠告は真摯に受け止める。
また、裏切りやジャームなど自身の居場所を脅かす事には敏感であり、相手がどんな人物であろうと、UGNの脅威と判断した場合容赦なく切り捨てる。

水刃による範囲殲滅。高火力高範囲だが、燃費が悪く、使用回数が限られる。
また、右目だけオリジナルの能力である魔眼を有しており、虹色をしている。

本来、オルクスの真価はサポート能力であり、以前はそちらに秀でていたが、パートナーである「レイ」が居なくなってからは前線に出るよう、攻撃よりの能力を使用している。

一人称：私
二人称：あなた
特徴・語尾：「規則ですから」
癖：眼鏡を拭く
好きな物：整理された机、制服、絵画
嫌いな物：裏切り者、ふざけた人
目的： 『居場所』を守る

とある実験により作られたオーヴァードのコピー。所詮、複製体に過ぎない。
あくまでもオリジナルの劣化品であり、いざという時の代用として用意された存在であったため、一般的な学生生活を送ったオリジナルとは異なり、UGNの訓練所で殆ど過ごした。
本来名前すらも与えられず、「レイ」という相性で呼ばれたオリジナルに対し、コピー品を示すNをつけた「レイン」という蔑称、もといコードネームで呼ばれていた。
そんな彼女を可哀想に思ったオリジナルにより、コードネームから「虹雨 忍」という名前をつけてもらう。
その後、「レイ」のサポートとしてUGNの任務を行なっていたが、「レイ」は支部を忍に任せ、消息を絶ってしまう。
忍は残された支部の仕事をこなしながら、「レイ」の行方を探している。

・灰山 塵は彼女のオリジナル。灰山→グレイ→レイというあだ名があった。彼女の名前をつけたのは灰山であり、忍という名前には「ジン」という読み方もあるからと教えてくれた。

・先天的な色覚欠乏症。本来持ってる左目だけでは世界は灰色にしか見えず、複製体として受け継いだ右眼の魔眼により正常な色を見ている。魔眼の拒否反応により、頭痛がひどい。

・自身の支部長職は灰山が戻るまでの代打であると考えており、それまで支部を守る事が自身の仕事と考えている。

・その一方、灰山が戻ってきてしまっては自分の価値がまた「2番手」「補欠」になってしまうので、出来れば帰ってきてほしく無い。もしくは、裏切り者として死んで欲しい。

・その為、支部のメンバーなどには裏切り者には徹底した態度をするよう命じている。また、灰山と敵対した際は的確に殺せるように、支援から攻撃にエフェクトをシフトしたという設定がある。

・灰山を殺したら、彼の左目を移植する予定。彼女にとって、彼の魔眼は「完璧である」事の象徴であり、両目揃えることで悩まされる頭痛が無くなると思い込んでいる。

・飄々としていて個人主義な灰山に対して、虹雨は規則を守り全体主義である。これは、複製でしか無い自分では一人では完全で無い為、周りと共同しなくては生きていけないという固定観念があるからである。

・灰山は学生服を着ているが、複製体であり灰山の予備であった虹雨は学校に行かせてもらえずひたすら能力の向上の訓練を受けていた。その為、彼の着ている学生服は彼女にとって憧れである。