日本にいるという邪悪神の1柱。
非常に子供っぽく、あの手この手で人をおちょくるのが趣味のうざいかまってちゃん。
厄祭巡業団への入団については面白そうだからという非常に人外らしい理由である。
いつも楽しそうにふるまっており、自身の能力も無駄に活用し気軽に死んでる。
家族としての立ち位置は、とても年長者とは思えぬキッズ枠として過ごしている。

好き：理奈、面白いこと、おいしいもの
嫌い：退屈、愚かな人間、日焼けマシン（本人曰く「処刑機器」）

所持アルカナ：愚者の正位置（自由奔放、無垢、冒険）

影を自在に操り、武器としても使用可能。
しかし最大の脅威は、バラバラにされようが粉微塵に吹き飛ばされようが、何事もなかったかのように復活する再生力。
影による防御性能も高く、壁としても凄まじい耐久を誇る。

元は人間だった巫女。現在は影の神の眷属であり、妻でもある。
常識的な性格で、夫の奇行に振り回されることが多い。
何があって今の関係になったかは、以下の昔話にて──

旅の途中、影はとある村で強い力を持つ巫女に出会った。
彼女は村を脅かす人食いの邪神を討つため、孤独に修行を続けていた。
影はそんな彼女を気に入り、からかいながらも修行に付き合うことに。
目的は「神が人に倒される」という最高のギャグを実現することだった。
巫女は邪神を追い詰めるが、村人を人質に取られ、嬲られる。
恐れた村人たちは巫女を生け贄に差し出し、背後から刃を突き立てた。
その瞬間、影は油断した神格をもち米と餡で包み、おはぎにして喰らった。
巫女の力も一緒に取り込んだが、魂だけは残し、眷属兼ね妻として蘇らせた。
余談だが、裏切った村人たちにはおはぎを文字通り死ぬほど無理やり食わせ殺害。
以降、影は邪悪神として恐れられるようになった。