容姿・経歴・その他メモ

おおらかな精密スナイパー

　良く言えば穏やか、悪く言えば昼行灯な性格のUGNチルドレン。細かいことには頓着しないため、度々生真面目な人間には怒られたりしているが、最低限やることはやるだけの社会性は持ち合わせている。溜まりがちな支部の事務仕事も、なんやかんやで半分くらいは片付けている（残りはチルドレンでは権限的に出来ない分）。
　元はFHで製造されたオーヴァード兵器であり、その頃の改造に由来する精密射撃を得意とする。当然、「下倉丙部」という名前は、コードネームから適当にもじって付けられた。諸事情で本名も持たなかったため、なんとなくずっと名乗っている。
　最近、時代劇にハマった。隙あらば見ているため、ドラマ内での江戸っ子口調が移ってきてしまったらしい。出自はもちろん、別に江戸っ子とかではない。正直ちょっと恥ずかしいと思っている。
　ちなみに、製造年数は4年ほどのため実年齢は4歳なのだが、成人体型かつ、製造時にある程度の知力と知識はインストールされているため、18歳として問題なく活動している。

一人称など

一人称：俺、自分
二人称：アンタ、お前
三人称：〇〇さん、その他任意
口調：基本だるそうな緩い敬語　親しい相手や敵には崩れることもある　たまに江戸っ子口調が混ざる

来歴

　とあるFHセルで、素体用として製造されたホムンクルス。誕生して間もなく、別のセルへと売り払われた。
　売られた先────アストロラーベセルでは、『黄道12星座の権威により全天を支配する』というコンセプトのもと、計14体のオーヴァード兵器を開発していた。下倉（この当時はまだ名を得ていないが）は、そのうちの人馬宮、すなわち射手座を司るオーヴァードとして能力の拡張が行われた。
　が、必中能力は申し分なかったものの、如何せん地味という理由で開発は頓挫。失敗作として売り払われた後は、チルドレンという名の体のいい兵器として、様々なFHセルを渡り歩いていた。そんなことをしているうちに、その正確無比な射撃精度が某雪国のスナイパーを彷彿とさせることから、どこからともなく“白い死神”の二つ名がつけられる。
　そんな折に、所属していたセルが瓦解したことをきっかけにUGNに保護され、今に至る。当時は「自分は誰かの所有物である」という認識から碌な感情表現を行わなかったが、UGNの更生プログラムによりかなり寛解。今では、人並みに趣味などを持つまでになっている。

　最近の悩みは、「俺ホムンクルスで生まれたときからこれくらいの体型なんですが、まともに歳取れるんですかねぇ」ということ。とはいえ、まだ4歳なので、実年齢が見た目を追い越すまではそんなに深く気にしないことにしている。

セッション履歴