赤子のときに病院の前で拾われた捨て子。
預けられた孤児院では院長による身体的虐待が行われており、16歳のとき（7年前）に院長から暴行を受けている最中に覚醒。目の前で院長を重力で潰してしまう。
以降、UGNの監視下の元高校卒業までは普通の生活を送り、卒業後はUGNに入る。
エージェントとして働きはじめるも他人を信用することがなかなかできず、人間関係を上手く構築出来なかった結果任務で失敗をしてしまう。
20歳のときに梓さんとバディを組むことになり、厳しいながらも真摯に向き合ってくれる梓さんに信頼を寄せるようになる。また、猫と会話する可愛い一面を見てから仕事以外の面でも惹かれるようになり、半年ぐらいで告白をし、付き合うことになる。
しかし、一歩が22歳のときの任務中、自分を庇ったことが原因で梓さんが亡くなってしまう。
以後、自分の力不足を悔やみ、また周囲に心を閉ざした生活を送る。

あまりに真に迫る夢を見たら、
キミはどんな思いを抱くのだろう。

もしそれが甘く、懐かしく……
苦い夢なら――

そして、その夢の終わりに、
キミ達を待つ者とは？

ダブルクロス The 3rd Edition
　　「Do Overed Dream of Regretful Future?」
　――その時、キミが選ぶのは――

キミは最近、毎夜同じ夢を見る。
いや、厳密には、前夜の夢の続きを見る。

その夢の中では、キミの、かつての、大切な、恋人が生きていて、
キミはともにその夢の中を駆ける。

その夢はただの夢とは思えない現実感を持っているが、
キミの暮らす現在とは違い、少しだけ未来のようにも見えた。