容姿・経歴・その他メモ

「おじさんに何か用かい？」
「は～い。おじさんに任せなね」
「……子供を守るのは、大人の仕事だ」

酸いも甘いも嚙み分けた経験豊富なエージェント。UGN創立時からのメンバーであり、古株。
本当はエージェントを辞めてイリーガルになろうかと思っていたが、コードウェル博士の裏切りを機に引き戻され支部長となる。
性格は温和。だれにでも笑顔で接する良い人間であり、その性格を見込まれて支部長を任された。仕事面でも優秀であり、チルドレンやエージェントに対して人間として接し、敵には容赦なく鉄槌を下す。正義感が強い理想主義者。UGNの目指す「人類とオーヴァードの共存」を自身の理想としている。若い頃は自身の理想が行動に出る主人公気質なカリスマだったが、現在は酸いも甘いも嚙み分けた大人の余裕とカリスマを持っている。
オーヴァードとして戦闘や人生経験を積んできたため、状況を現実的に把握し処理する強さと冷酷に現実に向き合う強さを持っている。戦闘時の背中が大きい。30歳の時、子供たちに悪影響なので煙草をやめた。


レネゲイドウイルスが拡散されてからUGNが設立するまでの数年間、自警団として活動していた人物。
正義感が強く快活、しかしどこか地に足のつかない理想家だった。事件があれば首を突っ込み、引きずられてアジトに帰還するような毎日であった。

ある冬の日。いつものように活動していた自警団は暴れていたジャームに対処していた。ジャームは自警団の活動を邪魔に思っていたFHの罠であり、自警団はFHエージェントにより壊滅。彼のみが生還する。
その後、自警団の噂を聞きつけたUGNに保護される。

UGNに所属してから10年近く前線を張っていたが、30歳を超えたあたりからチルドレンたちの世話を見るようになる。やがて時は経ち、40歳にもなったのでチルドレンの教育を専門にして前線から引こうと考えていた。しかしコードウェル博士の裏切りによって緊急招集される。UGN内が混乱を極めるなか、信用に足る人物であるとしてN市支部長に任命されたのだった。

UGNでは霧谷雄吾とUGNの理想に共感し、エージェントとして奮闘する。その過程で部下を持ったり失ったりした。時の流れと過酷な経験を得た現在は、擦り切れたような穏やかな人格になった。しかし、いつかの理想はまだその胸に。

履歴

・シンドローム：エグザイル/ブラックドッグ
熊平は強力なエグザイルの能力を保有している。体が勝手に泥化していくほど強力な能力だが、ブラックドッグの機械化により体を維持している。様々な戦局に対応可能なエグザイルの能力と機械脳の演算による正確な攻撃が、熊平の実力へ直結している。
骨格が機械と融合しており、電気信号が筋肉へ伝わるまでのタイムラグが殆どない。肉が削がれたりエグザイルで変化すると、ターミネーターの機械骨格のようなものが見える。

・ロイス：両親
熊平敦は子宝に恵まれなかった熊平家の一人息子である。両親は毒親と化し、敦を過剰なまでに大切に育てた。そのため両親から解放された大学生時代の弾けっぷりはすごかったが、過去の話である。UGNに入ってからは縁を切っているため、「懐旧」の感情を取っている。

・ロイス：部下
UGN加入後、リーダーシップとカリスマ性から教育係や部隊のリーダーを任せられていた。このロイスは、かつて死なせてしまった部下や現役で活動している元チルドレンへの心持ちである。

・ロイス：上司
霧谷雄吾は年下でありながら人の上に立つ素質を持つ。理想家でありながら日本支部支部長を務めあげる彼に対して、誠実でありたいと考えている。しかし、同じ理想主義の自分と霧谷の間にある確実な差が熊平を苦しめるのだ。

誕生日：11月30日
誕生花はアツモリソウ。花言葉は「きみを忘れない」。源平合戦にて「熊谷直実」が、自分の息子と同じ年頃の「平敦盛」を討ち取った後、武家の無情を悟って出家した。正義の心を忘れない正しさの花。死んでいった彼彼女達を熊平敦は忘れない。

衝動：加虐
他人の絶望・恐怖を引き出したいという衝動。熊平の場合は「圧倒的な力の差を見せつけて絶望させたい」という願望が強く出る。特に敵対反応を示すものに対してこの衝動が働くらしい。最悪の場合は対立せず逃げれば生き延びられる可能性があるのだ。

セッション履歴