容姿・経歴・その他メモ

非常に攻撃的な性格で相方の手を汚させないように自分の手で命を刈り取っていくことで心の安寧を保ちつつ、人殺しの言い訳を作っていることを自覚している。人を殺す度にその不快感から裏で吐瀉を繰り返している繊細ヤンキー。


出自について
　とあるFHマーセナリーの構成員の息子として産まれた彼は、産まれた瞬間からその地獄のような人生を決定されていた。
　FHマーセナリーの地下にある実験施設、そこで行われていた実験の被検体にするべく産み落とされた彼は生後間もなくして様々な形で人体実験を行われる。軽い知能試験から非人道的な薬物実験まで多種多様な実験の対象になりながらも彼は見事実験の成果を花開かせた。

「人為的なオーヴァードの生産」様々な組織で取り組まれている、世界でも特にメジャーかつ進展の無いその実験はその施設内においてはとある法則性を見出すところまで達していた。
「特別不幸な目に遭った人間が最もオーヴァードになりやすく、そして同時に強力な能力を得やすい」
　その法則性は決して間違いとは言いきれない。事実として、彼は特別不幸であったが故にとある神によって掬われたと言える。救われたではなく、掬われたのだ。

　うして見出された彼は実験施設内で最も早くオーヴァードに達し、最も強力な能力を発現した。『申し子』ーーーー神に選ばれしピュアブリード。当然彼の存在は持て囃され、多くの構成員を沸かせた。

　そんな彼は実験の有用性とその"最優秀成功例"としての優位性を示すために多くの"成功例"を叩き潰す実験が次第に増えていったのは、FHのマッドサイエンティストたちからしてみれば当然の流れだった。そういう理由で他人を虫けらとしか思っていなかった時代の彼がある人物と出会ったのは、偶然なのかはたまた運命だったのか。
　後に彼が相棒として語るその人物は、初めて彼と互角に相対し生き残った個体だった。


逃亡時代
　ディスコに書いたあれ
UGNによる完全な庇護を受けなかった理由はUGN自体を信用できなかったこと、そして自分があまりに命を潰しすぎた故にその身がUGNの庇護を受けるに値するかどうか判断しかねたため。

高校時代
　人との接し方を学ばずに生きてきたため中学、高校時代共に荒れた青春時代を過ごす。所謂不良学生となるに至るまでそう時間はかからなかった。
　そんな中高校の半ばでかつての好敵手である相棒と再会し、意気投合したため彼を通じ多くの普通の友人を得る。それだけで完全に不良の道から足を洗えたわけではなかったが、徐々に普通の青春というものを過ごせるレベルになっていた。
　そして彼が運命の出会いを果たしたのが朝霧文乃という女子である。相棒と出会い丸くはなったものの未だに不良として恐れられていた彼と最初に友達になってくれたのは彼女だった。初恋である。

　これからどうなるのかはお楽しみ

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