容姿・経歴・その他メモ

【概要】

　G市の支部に協力するUGNイリーガル。
　小柄な身体に無双の怪力を秘めた隻腕中学生オーヴァード。

【人物・経歴】

一人称：ボク
二人称：キミ、あんた、お前(敵対者などに)
三人称：彼、彼女、あの子、あの人、あいつなど

好きなもの：優しい人、漫画、可愛げのある青年
嫌いなもの：身長弄り(したらぶん殴る)、隻腕弄り(したらぶっ飛ばす)、友達を虐める奴(殺す)
好きな食べ物：甘いもの、お肉、ラーメン、桃
嫌いな食べ物：苦いもの、グレープフルーツ、青汁
趣味：ゲーム(片腕でもできる奴)、カラオケ、Youtube
特技：家事全般、工作、運動
苦手：鬼ごっこ、英語、女の人の怒鳴り声

　小学生に間違えられるほど小柄な少女。生まれた直後の“事故”によって、右腕が根本から欠損している。
　無愛想で目つきが悪く、周囲から怖がられやすい。それに加えて、売られた喧嘩は買う主義であり、男子や年上相手にも躊躇なく挑んでいく姿から容姿も相まって“小鬼女”というあだ名で呼ばれている。
　実際は極度の人見知りではあるが、根は穏やかで善良。慣れ親しんだ友人や好意的な人間には甘えたり、率先して手助けをする。

　本人の自覚はなかったが、物心がつく前からオーヴァードへと覚醒しており、その人並み外れた能力を持て余していた。数ヶ月前、彼女の能力を察知したUGNの勧誘を受け、UGNイリーガルとなった。

【異能】

──UGNオーヴァード評価基準

　キュマイラのピュアブリード。
　能力自体は身体能力強化、肉体変化という一般的なキュマイラのものだが、素の状態でも人間離れした怪力の持ち主であり、能力発現中の攻撃力が極めて高いのが特徴。

　戦闘時は欠損している右腕部分に異形の腕を形成、それを用いた白兵戦を行う。異形の腕は蛇腹状の構造を持ち、数メートル先の対象を瞬時に貫くことも可能。
　また腕以外にも戦闘時には「桜の枝のような捻じくれた角」「背後に浮かび上がる紅の紋様」など、不可思議な形状変化が発生する。
　詳細は不明だが、一部の研究者は、茨華の先祖には古代において“鬼”と称されたオーヴァードが存在し、その能力が隔世遺伝のような形で現れているのではないかと推測している。

『ちーくん』
　茨華に付き従うレネゲイドビーイング。「ちーくん」は茨華がつけた愛称。
　元は日本支部の倉庫に眠っていた由来不明の木片群だったが、茨華が日本支部を訪れた際に突如覚醒、レネゲイドビーイングとしての自我に目覚める。その後、紆余曲折あって彼女のペット兼UGNとの連絡係として落ち着いた。
　一説によれば数百年以上前に作られた呪具であり、当時、陰陽師や呪い師などと呼ばれていたオーヴァードによる複雑怪奇なエフェクトが込められているらしい。

　人語こそ話さないものの、高い知能と知識を持ち、幅広く茨華をサポートする。普段の形態は「複数の木片で形成された鷹」だが、状況に応じて魚や馬などに変形し、茨華の足となることも可能。

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