“亡霊”八代 一生
プレイヤー:氷@足枷
- 年齢
- 4
- 性別
- 男
- 星座
- 不明
- 身長
- 169
- 体重
- 65(リニアキャノンを含む)
- 血液型
- AB型
- ワークス
- UGNチルドレンB
- カヴァー
- 高校生
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ブラックドッグ
- モルフェウス
- HP最大値
- 27
- 常備化ポイント
- 2
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 9
- 戦闘移動
- 14
- 全力移動
- 28
経験点
- 消費
- +0
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | お前にはまだオリジナルがいるだろうって?どこの誰かも知れないオリジナルなんて他人も同然なんだからどうでもいいよ。 | |
---|---|---|
天涯孤独 | ||
経験 | 僕の気持ちは誰もわからない。わかったみたいなことを言う奴が一番嫌いだ。話しかけないでくれ。 | |
心の壁 | ||
邂逅 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | クローンなんて何かの実験のためか、兵器にするためにしか作られないさ。わかるだろう? |
素体 | 16 | |
衝動 | 侵蝕値 | どうして作った。なぜ僕たちを生み出した。あんな風に、モノみたいに扱われて捨てられて、それなら僕らはなんのために生まれてきたんだ。 |
憎悪 | 18 | |
その他の修正 | 4 | ハードワイヤード |
侵蝕率基本値 | 38 |
能力値
肉体 | 3 | 感覚 | 4 | 精神 | 1 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 2+1 | シンドローム | 1+2 | シンドローム | 1+0 | シンドローム | 0+1 |
ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | 2 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 調達 | |||
情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
D | 複製体 | ― | マルチウェポン取得。 | ||||
兄弟 | H-2 | 慈愛 | / | 悔悟 | |||
UGN | 執着 | / | 隔意 | ||||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハードワイヤード | 5 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
小型浮遊砲、リニアキャノン、ロックオンサイト。侵蝕率でレベルアップしない | |||||||||
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
水晶の剣 | 3 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | 4 | ― | |
武器攻撃力+(Lv×2)。1シナリオ3回。 | |||||||||
マルチウェポン | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 3+2 | ― | |
武器2つ使用。達成値-(5-Lv) | |||||||||
アームズリンク | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
ダイス+Lv個 | |||||||||
コンセントレイト:ブラックドッグ | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
C値-Lv(下限7) | |||||||||
ライトニングリンク | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 4 | リミット | |
前提:アームズリンク。攻撃力+(Lv×4)。HPを5点失う。 |
コンボ
強化
- 組み合わせ
- 水晶の剣
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 効果参照
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- +6
- 100%以上
- +8
攻撃
- 組み合わせ
- マルチウェポン+アームズリンク+コンセントレイト:ブラックドッグ+ライトニングリンク
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 13
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+3
- 8
- 2+-4
- 12
- 100%以上
- 4+4
- 7
- 2+-3
- 16
- 4+3
HPを5点失う
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小型浮遊砲 | 射撃 | 〈射撃〉 | -2 | 5 | - | 20m | 装甲無視 | ||
リニアキャノン | 射撃 | 〈射撃〉 | -2 | 8 | - | 50m | ドッジが行われた場合、対象の判定ダイスを-2個する。 | ||
インプラントミサイル | 射撃 | 〈射撃〉 | -3 | 12 | - | 20m | 範囲(選択)。 1シナリオ1回。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 130 | 0 | 0 | 130 | 0/130 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
概要
16歳高校生です(大嘘)なUGNチルドレン。
実際は4歳児だが、体の年齢はやはり16歳前後なので少し常識がないところを除けば大体16歳だと思っていい。
容姿
長めの黒髪。
目の色は右が黒、左が青。
常に薄ら笑いを浮かべている。顔色も悪いので気味が悪いと思われることが多い。
軽く改造されているので厚着しがち。
経歴
どこかの誰かのクローン。FHの施設で生まれた。
もともと与えられていた番号は「H-1」。Hはロット番号。
その施設からFHが撤退する際に叩き割られた人工子宮の中にいたクローンたちの生き残り。
その後は施設にやってきたUGNに保護され、そのままUGNチルドレンとして過ごしている。
生まれる前と生まれた直後の経験から人に対して壁を作りがちで未だに馴染めていない。
名前の意味
H→ロット番号。
H→アルファベットの八番目→八
8代目のクローン→八代
1+兄弟たちの分まで生きる覚悟→一生
戦闘
強化した小型浮遊砲とリニアキャノンを用いた挟撃を行う。
本来高度な処理が必要なはずの並列処理だが、どうもオリジナルがノイマンシンドロームを有しているようでさも当然のように使用する。なお、"亡霊"本人の頭の良さは常識の範囲内でそれなりにできる方くらいの出来。
うまれたひ。
僕の名前はH-1。
ガラスの壁の向こうで白い服の人たちが僕をそう呼んでいるのを聞いた。
隣はH-2。その隣はH-3。向かい側はH-7。
H-2は僕よりちょっとだけ小さくて、H-7は僕よりもっともっと小さい。
だから僕はみんなのお兄ちゃん。
あの日、あの場所ではガラスが割れる音が響いていた。
僕は慌てたような様子で次々に兄弟たちの入ったガラス容器を叩き割っていく白い服の人たちのことを、ただぼぅっと眺めていた。
現実味がなかった。自分がそこにいると言う事実すらあやふやで、遠い世界での出来事を眺めるような感覚だった。
僕の番が来て、僕のガラス容器が破られて地面に転がり出て初めて、ここにいると言うことを自覚した。この世界に生まれた。
地面にぶつかった鈍い痛みと、割れたガラスで切った鋭い痛み。
培養液が体の中に残っていたのか、げほごほと咽せた。初めて聞いた自分の声は思ったよりもずっと細くて高かった。
喉を通って肺の中に入ってくる空気。いつも周りにあった培養液よりもずっとずっと冷たくて、これが外なんだと突きつけてくるように感じた。
腕を持ち上げた。中にいた時よりも腕が重く感じた。思うように動かない体でもがいて、そのうちにやっと地面に手をついてなんとか半身を起こした。
まだ少し、視界がぼやけていた。何度も瞬きを繰り返して、繰り返すたびにだんだんとクリアになる視界で辺りを見渡した。
僕らを隔てていたガラスの壁は一つ残らず破壊され、床には培養液と赤が広がり、ポツポツと弟たちが倒れていた。僕が起きあがろうともがいているうちに、白い服の人たちは一人残らずここを去ってしまったようで、それ以外には誰もいなかった。
ポツポツと転がる兄弟たちは、僕と同じでなかなか起き上がれないのかと思った。
『早く立ち上がって、助けてあげないと』
僕は焦った。お兄ちゃんは一番しっかりしないといけないと知っていたから。
すぐ横に転がっていた兄弟がもそり、と動くのが見えた。H-2だ。
「H-2」と呼びかけようにも、自分の喉からは言葉とは思えない音が鳴るばかりだ。これじゃ「ぅ」だか「ぁ」だかわからない。
地べたを這いつくばってH-2に近づこうとする僕に、H-2はふにゃと笑った。
『うまれた、ね』
僕らは今までガラスの壁で隔たれていた。だから声が出なくても兄弟が何を言いたいのかは簡単にわかった。今までと何も変わらないからだ。
『うん、うまれた』
そう返した。
『みんな、うまれて、しんだ』
そう言われて初めて気がついた。
この場で動いているのは、僕とH-2だけであると言うこと。
床に広がった赤色は兄弟の体から出ていると言うこと。
床に転がった兄弟たちの、その苦しそうな表情。しぬときは苦しい、ということは生物的な本能で知っていた。
僕の弟はH-2だけになっていた。
必死で床を這った。そうしてやっと、H-2のところに辿り着いた。
初めて触れる兄弟の体はなんだかぶよぶよしていて、うんと冷たく感じた。僕はまだ起き上がれてなかったH-2の、その冷たい手を引っ張って起こした。
『さむい』
H-2がそう言うから、僕とH-2は2人寄り添って座っていた。
『くるしい』
H-2がそう言うから、僕はH-2を自分の方にもたれさせようとしたけど、僕もうまく体が動かせなくてH-2は倒れてしまった。
『ぼくも、きっとしぬ』
H-2がそう言うけど、僕も何だかしんどかった。
頭がぼんやりした。はっきり見えていたはずの目が、霞んできた。手足の先の感覚がなくなってきて、我慢できないくらい寒かった。
でも何も言わなかった。お兄ちゃんだから、弟の前ではしっかりしないと。
H-2が何も言わずに赤を吐いた。
それで、もうH-2とお別れだとわかった。
H-2の顔を覗き込んで、手を握った。霞む目で、一所懸命にH-2の顔を見た。
『きっとすぐ会えるから怖くないよ』
H-2は弱々しく首を横に振った。
『H-1は、いきて』
H-2は最後にそう言った。
繋いだ手が、ほんの少し温かくなった。
そうして一人ぼっちになった。
弟はもう誰もいなかった。
弟がいなければ僕はお兄ちゃんじゃないから、床に倒れてじっとしていた。もう苦しいのも寒いのも我慢しなくていい。苦しさと寒さを訴える相手はいないけど、きっとすぐにまた弟たちに会える。弟たちの前だとこんな風に寝転がっちゃいけないから、だから今のうちに休憩。
そうやってじっとしているうちに、だんだんと世界が暗くなってきた。
意外と苦しくはなかった。
兄弟たちがもう通った道だと思うと、何も怖くなかった。だから、そのまま目を閉じた。
目が開いた。
目がまた開くなんて、おかしかった。てんごく、という場所かと思ったけど兄弟たちはいなかった。
あの場所と同じような白い部屋で、でもずっと狭かった。あの場所と違ってガラスはなくて、僕は白いもふもふした何かに転がっていた。
僕が辺りを見回していると、見たことのない白い服の人が早口で僕に何かを言ってきた。
早すぎて聞き取れないその言葉の断片から、UGNという、あの白い服の人とはまた別の白い服の人に保護されたらしいということをなんとか理解した。
『弟は?』
回らない口でかろうじてそれだけ聞いた。実際に口から出たのは
「……ぉ、おぅ、ぉ……は?」
なんていう無茶苦茶な音だったけど、その人はどうやら僕が何を言ったかわかったようで、また早口で何かを言った。
「早すぎた」
それだけ聞き取った。
弟たちは生まれるには早すぎた。僕が今生きてるのは、僕がお兄ちゃんだったから。
そう、理解した。
そしてそれは、もう4年も前の話。
僕の名前は八代一生。
僕自身が決めた名だ。
所属組織はUGN。嫌いな組織はFH。
僕にはかつて、兄弟がいた。
僕は今も、兄弟と生きるはずだった道を一人で歩いている。
補足
・なぜFHは人工子宮を叩き割っていったのか。
クローンたちはそれ自体が研究の成果であり極秘事項であったため、この拠点を廃棄する際にそのまま残してはおけないと判断。少しでも漏洩する情報を減らそうという努力だった。
ちなみに拠点自体にも火を付けて逃げていったのでUGNが見つけなかったら八代は普通に燃え死んでた。
・H-2
ソラリス。《癒しの水》持ち。
見た目は10〜11歳程度。
死ぬ直前に八代を回復させて逝った。
・クローンたち
1ロットあたり12体。八代たちは8代目の実験台。
成功しそうだと思った矢先にUGNが襲撃してきた。FHの研究者涙目。
元々15歳程度の姿で完成として外に出す予定で製造されていた。
発見時の見た目の年齢は八代が12歳程度で、番号が増えるごとに1歳程度ずつ幼くなっていく。つまりH-12は見た目的にはまだ赤ん坊だった。
人工子宮の配置は
7 8 9 10 11 12
通路
1 2 3 4 5 6
こうだった。
なので八代から見えた兄弟は2、7、8、9くらい。
残りの兄弟は死体しか見たことがない。
・発見された時の八代の状態
本来は八代も外に出るにはまだまだ体が未完成な状態で、到底生き延びることはできないはずだった。
H-2の癒しの水で発見まで何とかギリギリもった。
発見された時にはガラス片だらけの床の上で、培養液だった液体と血に塗れながらH-2の死体に寄り添うように倒れていた。体温は下がりきり、虫の息という言葉が相応しい状態だった。
ちなみにH-8〜12あたりはほぼほぼ体溶けて汚液みたいになってたし、H-4〜7くらいまでも溶けかけてた。ちゃんと人間の形になってるのがそもそもH-1〜3だけだった。
本来ならばH-3もしばらくは生きていたはずだが、H-3の死体はかつて人工子宮だったガラス片に突き刺さったまま事切れていたため、ほとんど即死だったと推測されている。
中身用メモ
RP方針→
一人称→僕
二人称→お前
カラーコード:
基本1、2、上級、EA、IC、LM、HR
作成日 23年3月6日(31)
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 0 |