できること

侵蝕率100％未満

1ラウンド目のメインプロセスでコンボ「闇からの寵愛」を使用。
PC④を含む4体までを対象として、C値-2（下限値7）、ダイス+3個、HPダメージなしの射撃攻撃を行なう。
攻撃が命中した場合、対象を自分がいるエンゲージへ移動させ、バッドステータスの硬直、重圧、邪毒ランク4を与える。
さらに、対象が次に受ける攻撃のダメージを+6D増加させる。
2ラウンド目以降はメインプロセスでコンボ「過ぎたる薬」を使用し、単体の被ダメージ増加のみを行なう。

侵蝕率100％以上

1ラウンド目のメインプロセスでコンボ「闇からの寵愛」を使用。
PC④を含む5体までを対象として、C値-3（下限値7）、ダイス+3個、HPダメージなしの射撃攻撃を行なう。
攻撃が命中した場合、対象を自分がいるエンゲージへ移動させ、バッドステータスの硬直、重圧、邪毒ランク5を与える。
さらに、対象が次に受ける攻撃のダメージを+7D増加させる。
2ラウンド目以降はメインプロセスでコンボ「過ぎたる薬」を使用し、単体の被ダメージ増加のみを行なう。

PC設定

鹿ノ入村御三家末席・生明家の当主。先祖代々にわたり村唯一の診療所で医師を務めており、村民たちに対しては御三家の人間というよりも、一人の隣人として寄り添っている。
仁礼家長男と同様に大学進学に際して村を離れており、医学生として多忙な日々を送りつつ、プライベートではイリーガルの立場からUGNの活動に協力を行っていた。医師免許の取得後に2年間の初期臨床研修を終え、当時村の医療を一手に担っていた父の手伝いをするため、約6年前に鹿ノ入村へ出戻っている。
村への帰還から一年と経たない頃、ある晩を境に父が忽然と姿を消してしまい、慌ただしくも家督を継ぐこととなった。当時は村民総出での捜索が行われたが、結局父の姿が見つかることはなく、事件性も見られなかったことから、最終的には「日課の見回りの最中に足を滑らせて沼に落ちたのだろう」という憶測が公然の結論となっている。それ以来、村の数少ない子供たちが危険に曝されないよう、子供が立ち入るべきでない場所には「河童が出る」などと適当なことを言って子供たちを怖がらせようとしているが、好奇心旺盛な子供にとってはそれが逆に作用してしまうこともあるようだ。

幼少期からの許嫁を妻に迎えているが、子供を早産によって亡くし、その影響からか妻もまた身体を悪くしてしまった。現在は妻を懇意にしている医師が運営する村外の療養所へと預け、自身は独りで慎ましやかに暮らしている。
仁礼兄弟や陵苕とは幼馴染であり、自分と近しい境遇にありながら良からぬ噂を立てられている仁礼燿や、妻に先立たれた陵苕のことをよく気にかけている。
普段は代々受け継いできた屋敷と、そこへ並ぶように建てられた診療所の間を行き来している。診療所のほうは（特に夏場は冷房が利いているためか）半ば村の老人たちの寄り合いの場と化しており、村の外から来た人間には些か居心地が悪いかもしれない。

ルルイエの発見よりも以前から脈々とレネゲイドウィルスを継承してきた一族の嫡男にもかかわらず、思春期を迎えてもなお能力の発現が認められなかった。そのことで父からは大いに詰られ、母は気を病んで早逝している。結果としては父の手による非常に背徳的な行いにより無事｜邪神因子保持者《オーヴァード》として覚醒を果たしたものの、それ以降は日々父の正気を疑いながら共に生活していた。
村を離れてUGNに与したことで、レネゲイドに関する根本的な知識を得ることが出来たのは幸いだった。生家へ戻り、父が既に“ジャームロード”と呼ばれる存在へ堕ちていることを確信したとき、最早その殺意に迷いはなかった。

死体は霧へと還り、影は今も共に在る。
　

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