容姿・経歴・その他メモ

現在D市支部長の代理を務める女性。
若々しい、というよりもいっそ幼い見た目をしているが所謂アラサーであり、14年前のUGN設立当初から戦い続けてきたベテランでもある。
それでもなお支部長としてはいささか若すぎると言えるが、これはD市支部のエージェント損耗率が高く、実莉以上に適性のある人員の確保が難しかったためだ。現在彼女は、飽くまで「代理」という名目で同職に就いている。
実莉自身その決定に不満はなく、むしろ代理ですら十全に遂行できるかを内心不安に思っている。が、けしてそれを表には出さない。

生まれは日本であるが、幼いころに両親の都合で移ってからは長い時間をアメリカで過ごしたため、英語には堪能。
そんな中、両親の失踪に端を発したとある事件に巻き込まれ、オーヴァードとして覚醒。
時を同じくして設立されたUGNのもとで、チルドレンとして活動する道を選んだ。
それから十年と少し。マンハッタンの惨劇によって唯一の肉親を失い、しかしそれにふけって絶望することも出来ない程度には「大人」であった実莉は、旧知の間柄である霧谷雄吾を頼ってただ一人、日本へと「帰国」した。

能力

肉体の変型、硬化。エグザイルの能力としてはオーソドックスなものであり、その能力強度も決して高くはない。
が、その変形速度が図抜けており、オーヴァードにすらその変形過程をすべて目視することは難しい。
これを利用し、実莉は体内に仕込んだ槍の穂先に筋肉や骨を連結し、抜刀術に必要な溜め、姿勢、力みをすべて体内のみで完結させ
あらゆる体勢からあらゆる方向に向かって斬撃を繰り出す「無型抜刀」を編み出し、得意技としている。

セッション履歴