親友であること。
お互いに仕事を持つようになって、忙しく会えない日が続いても、それは変わらないと思っていた。

飛行機事故が起きる前。
その頃には少し仕事が落ち着いて、よく未知花の元へ行き研究に付き合っていた。
彼女のハチャメチャな研究に付き合わされて大変な思いをしたが、それでも、確かに幸せだった。

一週間前、実験が終わって少し話をした。子どもの頃のように、夢について。
改めて将来の夢を誓い直して……

事故が起きた。

遺産：ノアの方舟による被害であり、"蔦憑き"と"カルメン"というUGNエージェントによって被害はとどめられたと仕事仲間に聞いた。
でもそんなことどうでも良いと思えるほど、彼女のことだけが、

まるで、心の半分がごっそりと無くなったような心地さえした。
そして気付いた。翼にとって未知花はかけがえのない人で、月並みな言葉を使うのなら

愛していたのだ。

一度は死のうとすら思った。
けれどそれを押しとどめたのは彼女の遺した人工知能YW、彼はただ、仕事仲間からの連絡を翼に伝えた。
『九 未知花の死には何かがある』
たったそれだけの言葉で、踏み出そうとした一歩を翼は止めた。
真実を知るために、調査を始めたのだ。__未知花が最期に遺したYWとともに。

真実へと近づくために、出雲はこの数年、何にでも手を出した。
遺産を利用した事故だったのだからと自身も遺産を手にした。躊躇はなかった。
情報を手に入れるためならば、金でも自身の肉体でも、何を犠牲にするのも厭わなかった。躊躇はなかった。
手段を選ばずに、真実に手をのばした。

小学校の頃、父に誕生日にもらってたくさんの写真を撮ったインスタントカメラ。
学校にもよく持っていき、未知花や友人達、家族をそこに映した。
もう寿命がきて壊れてしまったが、大切な思い出が詰まっている。

PC②：ケイさんに「どうしてアイツだけ」みたいな感じで1回は責めるように言ってしまいたい。
反面、弟と重ねて可愛がりたい(願望形)

ロイス
1、D:遺産継承者《白猿の額冠》
2、九 未知花　　○P:純愛/N:無力感
3、YW　　○P:誠意/N:罪悪感
4、ケイ　　○P:信頼/N:憤懣
5、S:九 海空　　○P:庇護/N:どうしよう
6、アベル=アルマーク　　P:執着/○N:憤懣
7、　　空白

ロイス
1、D:遺産継承者《白猿の額冠》
2、九 未知花　　○P:純愛/N:無力感
3、YW　　○P:誠意/N:罪悪感
4、リュンヌ　　○P:連帯感/N:不安　タイタス昇華
5、水澄 めぐる　　○P:幸福感/N:遺してしまってごめんな
6、S:プラネットラダー　　P:執着/○N:嫌悪(奪わせてなるものか)　タイタス昇華
7、友人達　　○P:信頼(絶対に希望を手にしよう)/N:恐怖　タイタス昇華
EX、双青の加護　　○P:希望/N:恐怖