容姿・経歴・その他メモ

白髪に少し黒い色の混ざった髪に、夜空のような青色の瞳をした長身で細身の青年
青白い肌に白い髪で、白い服をまとってゆらりと歩くものだから幽霊のような印象を受ける
いつも下を向いていて人との会話で目線が合う事はまずない　
緊張症なのか内気なのか声が小さく吃ることもあって初対面では会話の難易度が高い
顔を見れば存外整っていて、美人と言える

幼少の頃におそらくジャーム化したオーヴァードに関する事件で両親を亡くしている
幸い弟と共に生き残ったが、目の前で両親が大きな声をあげて裂かれて、次第にものいわぬ肉の欠片になっていくところを
何もできずに息をひそめる事しかできなかったことを強く、強く、強く後悔している
元々まじめな性格をしていて、兄である自覚が強く、両親を守れなかったことを自分のせいだと思い込んでいる
当時何の力ももたない子どもが、息をひそめ弟の身を守るための最善の選択をしたことそのものが本来優れた判断能力として褒められるべきところであるが、あまりの凄惨な光景と重圧により精神をおかしくして自責により悲劇を背負い込むこととなった

ずっと、虚妄の中に生きているのである
絶えぬ懺悔の声と繰り返し聞こえる残虐な肉を割く音が精神を摩耗させていく
そういう、終わらない妄想の円環が永遠の蛇を招いたのかもしれない

奪われ続けることを、終わらせるために奪うための力を得た
戦闘面においては純粋な筋力だとか体力はないと言えるが器用さや賢かったことを活かし、またウロボロスの力をもって
なかなかにセンスの良い戦い方をする　
シンドロームの都合か、精神を蝕む病のせいか定かではないが戦闘中はほとんど発狂状態と言っても過言でなく1人で戦いに行かせてはならない　きっと怪我をしたことになんて気が付かないし誰を殺してしまったのかも覚えていられない
それぐらい、危ない

ふだんは比較的温厚、かなり内気で積極的にコミュニケーションをとろうとしないが弟や年下のこどもたちには少なからず優しい　
それがその思いの分だけ伝わっているかは、別として
また、絵のセンスがあり、描いた絵は本人の性質を写したかのように繊細で写実的　
美的センスとそれなりの資金を持つ人間からは何度か購入を希望されるほどには、絵が上手い
月に1.2枚ほどのペースでそれでも物によっては数十万の思わぬ収入がある時も

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