ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

さら - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“血攫儀様”さら

プレイヤー:吉田くん

年齢
不詳
性別
無性(男寄り)
星座
身長
体重
血液型
ワークス
レネゲイドビーイングC
カヴァー
ひと
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
ソラリス
HP最大値
28
常備化ポイント
6
財産ポイント
4
行動値
10
戦闘移動
15
全力移動
30

経験点

消費
+54
未使用
2
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
感情の欠落
経験
捕獲
邂逅
借り
覚醒 侵蝕値
生誕 17
衝動 侵蝕値
加虐 15
侵蝕率基本値32

能力値

肉体1 感覚2 精神6 社会3
シンドローム1+0 シンドローム2+0 シンドローム1+1 シンドローム0+3
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長0 成長0 成長3 成長0
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC4 交渉1
回避1 知覚1 意志2 調達
運転: 芸術: 知識: 情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
都築 京香 借り
最初に噂を流した誰か 慈愛
捕獲を試みた研究者 同情
生まれた場所 懐旧

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト 2 メジャーアクション
C値を下げる
血の宴 2 メジャーアクション 対決 範囲選択 3
攻撃範囲を広げる
紅の刃 1 メジャーアクション 対決 - 視界 1 -
攻撃力レベル+1
流血の胞子 2 メジャーアクション 対決 - 視界 2
命中すると邪毒付与
狂戦士 2 メジャーアクション 自動成功 単体 視界 5 80
バフ付与
ヒューマンズネイバー 1 常時 自動成功 自身 至近 - RB
衝動判定+レベル+5
オリジンレジェンド 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 RB
レベル×2
熱狂 1 メジャーアクション 自動成功 単体 視界 2 -
1

コンボ

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:コネ噂好きの友人(信者) 1 〈情報:噂話〉の判定ダイスに+2個
コネ:研究者(信者) 1 〈情報:学問〉の判定ダイスに+2個

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
30 10 142 0 0 182 2/184
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

「"ちさらぎ様"って、知ってる?」

山奥深くに存在した『いさら村(一皿村)』は、日光はろくに当たらない上に湿気が高く風通しも悪い、雨は降るものの土を抉るような豪雨がほぼで作物は育たず腐っていくばかりの村だった。村人は痩せていき、弱い老人や子供は飢餓や病気で死んでいく。

この村の状態をどうにかしたいと立ち上がったのは村長になったばかりの若い男だった。だが、どうしようにも自然に抗うのは到底不可能で村長は頭を悩ませていたが、そんな折に一人の男が村を訪れる。その男の様子はどこか目を引くものがあり、村長は藁にも縋る思いで男に話をした。村長の話を聞いた男は「それならいいものがある」とあるものを取り出した。

それは赤黒い液体で満ちた小瓶だった。赤黒い液体は誰がどう見ても血液であることは確かで、男は村長に小瓶を渡すと『決まり事』を言い渡す。

 ひとつ、黒い皿を用意すること。
 ふたつ、小瓶の中の液体を全て溢さず皿に流しきること。
 みっつ、小瓶は必ず処分すること。
 よっつ、皿の液体が乾ききる前に新しい液体を注ぐこと。

そうすることで何かが起こるはずだ、と男は言い残してその場を立ち去ったと言う。

村長は言われた通りに『決まり事』を実行した。漆塗りの皿を用意し、小瓶の中の液体を皿に移す。小瓶は叩き割り、破片は埋める。黒い皿に流された赤黒い液体は想像通り血液そのものだった。村長はまずは、と自分の指を切り血を注いだ。

翌日、村に異変が起きた。ろくに育たなかった作物が少しずつではあるが育ち始めたのだ。村長はあの男の言うことは間違いないと、村長は村人達にこの『決まり事』を共有した。村人達も早速この『決まり事』を実践した。ひとりずつ指を切っては血を垂らしていく。少しずつ皆で黒い皿を血で満たしていけばいくほど、村の作物は育っていき、村人の病気も少しずつだが落ち着いてきた。だが、村人も血を流すことに限度があった。そこでひとりの村人は思い付いた。村の外から人を攫い、その者の血を捧げれば良いと。うんと大きな黒い皿を作り、人一人分の血液を捧げればもっと村が良くなると。それは勿論、村長の耳にも届いたが、村長はそれを許さなかった。提案を断られた村人の男はカッとなり思わず、村長を殴り殺した。

そこからの男の行動は早かった。村長の首を落とし、黒い皿へ村長の血を注ぐ。それは黒い皿から血が溢れても構わず注ぎ続けた。皿から溢れた血は小さな池を作った。これだけあれば、暫くは大丈夫だと男はそう思った。

だが、翌日変化は訪れなかった。その次の日も。その次の日も。

男は血液が足らないのだと思った。ならば、やるしかない。山を降りては迷う人間を村へと案内し、酒に酔わせ首を切り落として殺す。血の溜まった皿から、もはや血の池となったそれにどんどんと大量の血が溜まっていく。だが、村に変化は起きなかった。

順調に育っていた作物は枯れ始め、食べ物がなくなればまた死人が増える。だが、それでも男は人間を攫い、血の池へ血液を捧げた。いつからか、村の中でその恐ろしく悍ましい行為を、『血(人間)を攫い、注ぐ儀式』から『血攫儀(ちさらぎ)』と呼ぶようになった。

それから、人間を攫うようになり、99人目の血液を注いだその時、村に異変が起こった。99人分もの血液で満たされた血の池は異臭を放ち、村人達の鼻腔を刺す。その強すぎる腐臭と刺激臭は目の奥を焼き、立ち上がることすらままならなくなる。だが、体は何故か血の池へと進んでいき、その身を池へと浸からせる。足の先から酸に溶かされるような熱さと痛みが襲う。それでも進むことは止められず、池の中央へと自ら入っていく。

いさら村の全ての村人達が血の池に飲み込まれていくのに、そう時間は掛からなかった。村人を失った村は次第に朽ちていき、家も崩れ、廃村となった。

残った血の池から、乾いた笑いが溢れる。
そこから現れたのは、真っ赤な体の人型の何かだった───……

……

……

九州某所の山奥深くにあったと言われる廃村、いさら村は存在しない。山奥深くに存在するのは大きな『赤黒い沼』。ここはとある製薬会社の化学薬品の廃棄場。廃棄することが難しい薬品はここに全て投げ捨てられている。沼の色が赤黒いのもほぼ薬品のせいである。そんな製薬会社の噂を聞きつけたとあるオカルト雑誌記者が、この赤黒い沼を知り、都市伝説をでっち上げた。それが『血攫儀』だった。それはたちまち広がっていき、大きくなった。「『決まり事』を破ったから神様が怒って村がなくなった」「村人が人を攫うようになったのは腹が減った血の池の主のせいだ」「小瓶の中身の血液は恐ろしい化け物のものだ」等。

膨れ上がった噂や都市伝説が元となり、形となり生まれたのが、このレネゲイドビーイングである。通称「血攫儀様(ちさらぎさま)」、本名はなく本人は人間体の時は「さら」と名乗る。都市伝説から生まれたことから、そういったものを生み出す人間に興味が沸く。噂のきっかけになった製薬会社からは一度捕獲を試みられたが全員殺した(そのあと生き返らせて信者にした)。今は人間の実態を調べることをついでに信者増やしに忙しい。

#CC3300

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