容姿・経歴・その他メモ

キャラコンセプト:「身の丈に合わない才能を突如授けられた、幸薄い少年」

中流階級の家に生まれる。母親の不倫により生まれたため、育ての父親は実親ではない。
その出生から、家族親戚の中には彼を忌む者もいる。優秀な兄が居て、彼は昇の事を本物の家族として接していたが、昇自身は「兄さんは親にも愛されていて、なんでも出来た。なのにオレは……何も持っていなかった！」と、強い劣等感を抱いていた。
歪な幼少期は、学生時代にも影響を与える。成績も悪く、身体能力も低い。その上、卑屈な性格故に問題をよく起こしていじめられたが、人としての魅力に乏しい彼の味方は学校には多くなかった。中学生の時、昇を庇った女学生がいじめに巻き込まれて怪我をしたことがあり、責任を感じて自ら他人と距離を置くようになった。
人生に碌なことがない。しかし、それを覆す手段も思いつかなければ、成り上がる力も無い。
「才能……オレにも、才能さえあればッ！」
身の回りの恵まれていた人は兄をはじめ才能を持っていた。故に才能を渇望していた昇は1年前、何の前触れもなく祝福を授かる。「驚異的な戦いの才能」と、「剣を作る力」だった。
UGNにスカウトされた彼は、新人とは思えない類まれなる戦闘スキルであらゆる敵を制圧した。その力を認めたのか、UGNのメンバーは彼を「頼れる仲間」として歓迎した。その歓迎さえ、彼には疑心暗鬼に映る。

「…………違う。奴らが歓迎したのは、オレじゃない。オレが振り回してるこの、得体の知れない才能と剣だ。コレがないと……誰もオレになんて見向きもしない。」

容姿

目つきが悪く、もみあげが長い。

性格

卑屈で、誰に対してもけっこう憎たらしい態度だがそれは弱さの裏返し。能力のことを褒めると複雑な顔をする。

戦闘スタイル

モルフェウスの能力を使って硝子製の剣を生成し、斬りかかる一見オーソドックスな近接型。

覚醒前に興味があって達人の動画を観ていた彼は、コントロールソートによって、彼が思い描く剣豪の動きをそのままトレースすることができる。(しかし、彼自身の剣技が向上したわけではない。肉体というハードに、エフェクトというソフトが入っただけにすぎない)

硝子の剣は透明で薄いため視認しづらく、見かけによらず鉄を容易に切り裂く硬さを持つ。また、薄さ故に二枚まとめて片手で持つことが出来るという最大の特徴があり、「左手を掲げて二枚の剣を生成する→右手を添えて斬りかかる→防がれた剣を両手に持ち替えて連続攻撃」という戦術を得意とする。大抵の敵は2枚目の剣に不意を疲れて倒されているため、UGNの中で三刀流を見たものはいない。

セッション履歴