容姿・経歴・その他メモ

髪

赤

瞳

赤い三白眼

肌

白

幼くして母親を失った二階堂零は、UGN支部長であった父親の手により育てられた。父親の尽力により、彼自身は超常の力とは無縁の幼年時代を過ごしていた。しかし12歳の時、そんな平穏な日々は突然終わりを告げる。尊敬していた父親が殺人を犯し失踪。彼自身は馴染市在住の親戚の下に引き取られることとなったが、引き取り先の家庭でも学校でも、殺人者の息子であるという理由で疎まれ、虐げられる日々。持ち前の喧嘩っ早い性格もあり、街でも屈指の不良生徒として知られるようになるまではそう時間はかからなかった。
不良となっても仲間などできず、気に入らない者に対して拳を振るい続ける中、負けなど知らなかった零に土をつけた少年が現れる。互角ながら初めて敗北を味わい、彼の腕前に感服し、初めての友人となる。一方で、境遇、学力、友人といった、自分にないものをすべて備えた彼に、腕っぷしでも負けていることに劣等感を抱いている。敗北を味わってからは多少は落ち着き、不良相手以外に問題を起こすことは次第になくなっていった。
次第に平穏に近づいていくと思われたが、中学の卒業式の日、彼を争いの日々へと連れ戻す事件が発生する。一度零に敗れ、恨みを買っていた他校の不良がオーヴァード化し、零の通う中学校を襲撃したのだ。零は超常の力を目の当たりにするも果敢に立ち向かい、そして一度命を落とす。しかし、そのとき、彼に眠る超常の力が目を覚まし、再び熱くも冷たい血が通い始める。目覚めた力を使いこなし、相手の不良を返り討ちにするも、そのまま命を奪ってしまうこととなった。
正当防衛とはいえ、父親と同じように人を殺してしまった。自らを責める零を励まし、人々のためにその力を使うことを教えたのが、UGN日本支部長、霧谷雄吾だった。
かくして、二階堂零は尊敬していた父親、大嫌いな父親と同じく、超常の力による戦いに身を投じることとなった。
喧嘩っ早い性格ながら人情には厚く、弱い者相手には決して拳を上げないタイプ。

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