容姿・経歴・その他メモ

天月　詠　（あまつき　よみ）
聖徳館高校　２年
年齢：17　誕生日　９月11日　双子座

「誰かを護るだけじゃなく、自分も大切にしなさい」

周りから頼りにされていた姉はある日、いつものように出かけてくると言ったきり帰ってこなくなった
人望が厚かった姉がいなくなった理由はわからないが、遺体が見つかったわけではない
だから死んでないかもしれない…そう思うことで精神を保っていた。

自警団の真似事をするようになったのは、頼りにされていた『姉』の影響と『赤金　夏(BC 86)』の話を聞いていたため


今人助けをしているのは、この功績を通して人が人を伝って自分の話題をしてもらうことで
どこかで誰かの手を差し伸べている姉に、『自分はここにいる』と伝えるためである。




普段着ている私服は姉のお古である。実はちゃんと自分の私服も持っているのだが
お姉ちゃん好きなんだもん！どっか行っちゃうなんて聞いてないよホントにも～～！！

なので服をバカにしたり汚したりするとキレたり落ち込んだりするのは
姉の服だからであってセンスのこととかで怒っているわけではない。
そのため姉や服のことをほめると好感度があがる。

感情を表に出さないタイプだが、姉のことになると情緒不安定になる。
本人は否定しているが、シスコン

気持ちを落ち着かせるために、服で顔をぬぐう動作をすることが度々ある。
その姿が人によっては美しく見えるようだ…
実際はテルニウム（姉成分）を充電する神聖な時間（）らしい。


姉がどこかに行った後は、姉の真似事をするように自警団をするようになる。
いつ姉が帰って来ても、姉の居場所がなくならないように
そして自分が、姉に見合う存在になるように




ーーーーここから本当の設定ーーーーーーー

覚醒した経緯は、ジャーム化した生き物によって殺された両親の死。
生まれながらに力をもっていた姉とは違ってそういう力がなかった詠は、少なからず姉に深い劣等感を抱いていた
「自分と姉は本当の姉妹なのか？」そう疑問を抱くほどに


姉が不在の時、異形の生き物が両親を襲った。
オーヴァードの両親は戦いの末、その生き物を殺すことが出来たが…その後…父親がジャーム化
母は力を使い切り、ジャーム化した父に食い殺されてしまう。


「照は私たちのせいで普通に生きられなかった
　だから…詠は普通に生きてほしかった」


それが詠が聞いた…母の最期の言葉だった。


オーヴァードに発症したのはそのすぐあとだった。
母の願いを嗤うように…世界の神がソレを否定するように…日常は壊れた



そのあとのことはよく覚えていない……



気が付いたら"父だったモノ"は何かに貫かれた跡を残し絶命していた。
姉も帰ってきていたらしく、この状況に理解が追いついていないようだった。



その後の人生は姉が母がわりに育ててくれた。
ジャーム化した異形のモノと戦うための術も教えてくれた。
照は姉であり、師であり、母であったのかもしれない。


そんな姉が自分を置いて行方不明になった。
その現実を受け入れるのは簡単なことではなかった。
だがその詠を動かしたのは、自分あてに書かれていたであろう手紙に書かれていた内容と

照の口ぐせであった
「誰かを護るだけじゃなく、自分も大切にしなさい」


この意味を知るために、詠は自警団をはじめた。
「誰かを"助ける"じゃなく"護る"？」
言葉に意味はないのかもしれないが妙にひっかかる…その意味を知るために

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