小さい頃「ヘンゼルとグレーテル」のお話が好きで、お菓子が好き（主に食べる方）なこともあって将来はお菓子の家に住むと真面目に思っていた。そんな時、たまたま母親が買ってくれた近所のお菓子屋のおばあちゃんのお菓子を食べてからほぼ毎日ショーケースを覗いていると、おばあちゃんが厨房に入れてできたての小さなシャルロットを食べさせてくれた。それ以来、おばあちゃんとの親交は続きお菓子作りを教えてもらうようになる。

　おばあちゃんに「ヘンゼルとグレーテル」の話をしたら誕生日にガチのお菓子の家を作ってもらってめちゃくちゃ喜んだ。「おばあちゃんは魔女なの？」と聞くとおばあちゃんは「さあどうだろうねぇ」と笑って返されたため、おばあちゃんは魔女じゃないかと今でも思っている。

　本当は自分に自信がなく、性格もそこまで明るくはない。しかしお菓子屋のおばあちゃんから「笑顔でいないと、おいしいお菓子はできない」と言われてから明るくふるまうようになった。

テーマソング：(VocalArrangeRemix)Gourmet Race(Kirby) - itoki hana
　　　　　　　私は最強 - Mrs. GREEN APPLE

【Charlotte aux chocolat（シャルロット・オ・ショコラ）】
　シャルロットはビスキュイ生地を土台にし、中にはババロアを詰めて、表面にフルーツなどを飾った冷たいアントルメ（生地やクリームで構成された生ケーキやデコレーションケーキ）のこと。底と側面にビスキュイ生地を並べ、その中にババロアを流し、中に生の果物やフルーツソースを詰めて、上面に生フルーツをかざったものが主流。周囲にリボンを飾ることもある。今回はチョコレートのシャルロットだから洋ナシを使ったものを想像していただけると…
　シャルロットの名前はグレートブリテン王国ジョージ3世の妻で王妃でもあるソフィア・シャーロットの帽子から来ているのだとか。

À cœur vaillant rien d'impossible：勇敢な心に不可能はない
→「フランス語　格言」で検索して出てきました。
Poker：火かき棒
→「ヘンゼルとグレーテル」にて、悪い魔女をかまどに押しやったアイテム。改めて思えばグレーテルすごいな
Poleczka：小さいポルカ。
→直訳すれば「ポルカちゃん」となる。ボヘミア発祥の早い二拍子の曲のこと。
Qui rit guérit（キリゲリ）：笑えば治る
→笑うことは心や体にいいという意味。
Un ange passe（アンナンジュパス）：天使が通る
→会話の中で誰も話さなくなった時のことを言う。
OS de poulet（オスデプレ）：鶏の骨
→「ヘンゼルとグレーテル」にて、ヘンゼルが食べたチキンの骨を目の悪い魔女に差し出してまだ太っていないと誤認させたところから。
Bricolage（ブリコラージュ）：素人の手仕事
→「ヘンゼルとグレーテル」にて、グレーテルがおびえながら料理をしたところから連想ゲームを始めました。
おびえる→「不安」「恐怖」の感情→この子元々料理が下手or普通だったのでは？