容姿・経歴・その他メモ

K支部管轄のイリーガル。
エージェントではないため主だって招集を受けることは少ないが、荒事や揉め事に自分から首を突っ込みたがる傾向がある。
生真面目で困っている人を見過ごせない好人物だが、そそっかしく少々猪突猛進気味。
強そうな相手と見ると誰彼構わず手合わせを申し込みに行きたがる悪癖がある。

生体電流の操作による神経伝達速度と運動性能の強化を得意とし、自前の截拳道を用いた白兵戦闘が持ち味。
オーヴァードに覚醒してから帯電体質になってしまい、特に冬は静電気に悩まされている。

過去、オーヴァードに覚醒した友人の引き起こした暴走により顔を大きく負傷する。
病院で目覚めた時には友人は贖罪の為に彼女の元を離れたことと、共振するように彼女自身もオーヴァードとなったことを知る。
「自分が拒絶してしまったせいで友人は暴走した。これらは全て自分の弱さが招いた事故だ」
もう一度友人と笑って再会する為に、友人の自責の念を笑い飛ばせるように、彼女は強くなることを誓った。
退院後その足で「傷跡を見て気に病むことがないように」と顔面に傷を塗り潰すようなタトゥーを入れた。
「校則には禁止とありませんでしたが……」と本人は騒ぐ周囲に困惑していたが、復学した翌日から校則に「タトゥー禁止」の項目が追加されたらしい。

修行を兼ねて、常日頃から迷わず即断即決で生きることを信条としている。
道にはよく迷う。

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