戦闘面では上記の通り呪文や技能、アーティファクトを利用して戦う(実際にはエフェクトとして置換されるがその挙動も通常のものとは異なり異質さが際立つ)。オーヴァードとして十分に戦えるために本来は行えないこと(自分にしかかけれないものを他人に使用できたり)を可能にする代わりにデメリットを増やす｢呪文認識拡張(エクステンド)｣によりオリジナル以上に多彩なことができる。

対抗種については彼の在り方を反映されたものである。神話生物を倒すために神話的事象を利用する。呪文を扱うことにより生まれた異端を殺す異端者。この世界における異端はレネゲイドを指すためレネゲイドを扱うオーヴァードやRBに対してすべての攻撃が特攻攻撃になる。しかし、その在り方は自身の正気と命を削るため攻撃時に反動が返ってくる。
二話終了した際にこの力がオリジナルの「死を乗り越える力(ペルソナ)」と融合し強化される。攻撃する際に背中から漆黒の翼が生え攻撃力が大幅に上昇するがその分目に見えて大きな反動がやってくる。

R.A.V.E.N.sの一員として遺産「パワーストーン」の回収に参加している最中、狩猟者(プレデター)伊庭宗一に遭遇した際にこの世界の存在ではないことを看破されてしまい戦場で付きまとわれてしまう。そしてこの遺産集めに突如ニャルラトホテプが介入したことによりこの遺産「パワーストーン」の争奪戦が特異点であると仮説を立てるのだった。そして徐々にR.A.V.E.N.sがこの世界の自分の居場所であると思うようになりかけがえのない仲間と思うようになる。

その中で彼はマスターピースとR.A.E.V.N.sのリーダー、刺裂　乙斗(ささきおと)との関係性を保護した「ドクター」から知ることとなる。すべてを話され、そして酷な願いを乙斗に対してしていたことを知りやり場のない怒りを抱きつつもそのようにするしかなかったドクターに対して同情するも何も言えなかった。
重なる部分はあれど、部外者である自分は余計なことを言うことはしない。ただ、眼前の任務を全うし乙斗を支えることを心に誓うのだった。人々を護るという使命。当然その中にはR.A.E.V.N.sも含まれる。故に迷うことがあるのなら道を照らし導となるだろう。それとは別にもう一つの懸念点があった。これだけ調査し、収集が進んでいるものの本質はいまだ不明な遺産「パワーストーン」。特異点に恐らくかかわるであろうこの遺物の正体を早く突き止めなければと焦燥を感じるのだった。

余談だが3話ラストでようやく他PCに男性であると認識された。
４話では現地のセイブラハムと協力し、FHのアジトを探していた。千愛は結果的にFHにとらえられ拷問まがいの仕打ちを受けたものの仲間に救出され、ともにメンデロを仕切るFHセルリーダー、カゼフ・メルレインの撃退に成功し遺産の回収を完了した。尚、拷問と戦闘により布面積が普段の25%ほどしか残っていなく羞恥心に晒された。
そして、パワーストーンこと、遺産創星の宝石の正体の特定と回収、そしてマスターピースこと刺裂 姫路の説得と仲間たちと今後の方針を定めたその後、マスターピースの奇襲が迫ってくるのであった。
５話では、マスターピースの奇襲を香苗と共に対処し、全員でマスターピースを止めるべく、戦闘、何とか犠牲を出さずに勝利することになる。
勝利に喜ぶさなか、数日の短いスパンで連続して戦闘していたため、限界が近くなってきていることを理解する。
実は、千愛はメディカルチェックをかたくなに拒んでいてかつ、超人的代謝での再生能力で味方に隠していた。自室に籠る機会が増えていたが実際は寝込んでいた。ゴミ箱には血で汚れた布やティッシュなどがあったりする。
その在り方により能力を扱うことは文字通り命を削っているのだった。本来戦闘なんてしたら短くても2週間は絶対安静しなければならなかったが時間がそれを許さなかった。今消えてもおかしくない程の風前の灯の状態。それでも彼は戦う。役目を果たすために。

そして最後の戦いは突然起こる。
カゼフ・メルレインと謎のレネゲイドビーイング、ジェイナ・レムナの襲撃にあうものカゼフを一方的に攻撃し鬱憤を晴らしみじん切りに。
ボロボロになりながらも多くの人の助けもあり乙斗がジェイナを撃破。無事に生還することに成功する。
一か月間絶対安静で車いす生活になったが居場所を護れたこととに安堵しつつも日常を謳歌する。

山場を乗り越えると自身の能力が解放される仕組みになっているらしい。
本来は扱える呪文や能力が最初は使えなかったり、するものも後に使用できるようになる。また、本人の能力や呪文の出力も増えたりする。3話終了後に千愛の探偵として「真実」に対する姿勢がこの世界において訪問者(ゲスト)としての権能として覚醒し現状最も起こりえる未来や知りたいと思った過去を一瞬のみ観ることができるようになる。
あくまで見るのみであるため視覚以外の情報は得られない。
尚、まれに本人の意思とは関係なく勝手に発動することがある。
そして、リーダー乙斗のレネゲイドを取り込むことにより、偽りの翼でも空を飛べるようになった。
現在では千愛の探索者としての経歴がエフェクトに昇華されたりもするようになった。

宝石を集める旅に出てから、1週間は経ったのかな。
2ヶ月は経ったのかなと思うくらい長く感じるけどもそれくらい濃密な時間で、大きなものも背負っているけどそんなことを忘れる時があるくらい楽しい旅なんだと思ってる。
レネゲイド、オーヴァード、ジャーム、そして創星の宝石。正直言うとやっぱり好きにはなれないな。
けれどそれらがあるからこそR.A.E.V.N.s(みんな)と出会えた。もしかしたら向こう(オリジナル)もそうなんだと思う。邪神やそれらを奉仕する者たちがいたから色んな人と繋がった。そしてそれらがいたから僕が生まれて、ここに来れた。
複雑ではあるけど、それでも僕はみんなが好きだし、みんなが愛した世界を守りたい。
ブレずに真っ直ぐ進んでいく乙斗ちゃん、迷いながらも一生懸命な泰介さん、いつも優しくてみんなが好きな真理ちゃん、和やかだけどやる時はやる明日香ちゃん、縁の下の力持ちな模部さん、旅を彩るアイさん、僕を慕ってくれる香苗ちゃんに不器用ながらも強く守る緋彩さん。そして、乙斗ちゃんと同じく真っ直ぐ、生きたいと思い続けた姫路ちゃん。
なんだかんだでみんなが好きだ。こんなに沢山の人に囲まれたのは本当に幸せだと思う。異物な僕でもここにいていいと思えた。
さっきみんなを守りたいって書いてたけど、違ったね。みんなで守りたい。そして。









生きて帰りたい。

傲慢な願いかもだけど、叶えてみせる。

特異点は過ぎ去ったが新たに特異点が発生する可能性があるため存続し続けることに、それのみではなく他の訪問者を導くナビゲーターも兼任することになり仕事が増えた。それでもこの世界に確かに原井瀬 千愛は生きている。

なんだかんだUGNに協力しているどころか遊撃部隊に加入しているため実質イリーガルのようなものだが本人はあくまでフリーランスと言い張っている。尚、普段は無理をしないために必要最低限のみ前線に出て普段は支援を中心に立ち回っている。
一応探偵業も継続しており、路地裏のとある地下階段の中にある探偵事務所があり、知る人ぞ知る名探偵として依頼をこなし続けている日々を送り続けている。