元々は一般家庭の生まれ。中学生の頃まではレネゲイドとも一切関わらずに生きてきた。
友人達と遊び、部活に精を出し、宿題を終わらせてからは父が持っているレトロゲームで遊ぶそんな日々を過ごしていた。
転機が訪れたのは高校一年生の頃。交通事故に遭遇しかけた所で、能力が覚醒し危機を脱する事ができた。

事故以降も、周囲の人間がどこにいるかが常に把握できるようになってしまい、窮屈さを感じていた。
誰にも言い出せずに悩んでいたが、ある日叔父の杜屋浩一が絵梨の元を訪ねてきた。
親族の中で"超能力"を持っているんじゃないか？と言われている曰く付きの人物だ。

絵梨がオーヴァードとして覚醒している事や、自身も同じくオーヴァードである事を告げる。
元々浩一は防衛隊の人員だったが、そこで遺産"信仰の火"に適合し、高い射撃能力を得たという。
引き金を引き続けていた浩一だったが、遺産の強力さに畏怖し、一線を退いた。遺産と命運を共にし封印する為らしい。
遺産を封じ込める為、UGNやFHといった他組織とは関わらずに過ごしている。

最初は信じられない様子だったが、説明を聞く中で自身の能力についても腹落ちした為、浩一の話を信じる事とした。
それからは時々浩一の元で能力訓練や戦闘訓練を受け、ある程度の力が付いた。
ただし遺産"信仰の火"を間違っても使わせないようにする為、格闘技や弓といった銃から離れた特技を教えていた。

時は流れ二十歳の頃。大学に進学した絵梨は、浩一の元で暮らしていた。浩一の家が大学に近い為である。
そんなある日、絵梨と浩一はFHエージェントの襲撃に遭ってしまう。浩一が持っている遺産狙いだ。
浩一を守りたいと考えた絵梨は、FHエージェントの前に立った。善戦したものの、力叶わずに追い詰められてしまう。

二人共生き延びる為に、絵梨は遺産を使用する事を決意する。浩一は猛反対したが、絵梨はそれを押し切る。
"誰かを守りたい"という絵梨の想いに共鳴した遺産は、絵梨に力を与えた。見事FHエージェントを撃退し、二人は救われた。

その後は遺産の事を正しく知る為、遺産の代償を自身の能力でカバーする方法を覚える為、絵梨はUGNに所属した。
所属以降は任務に従事していたが、学園赴任についての話が絵梨に持ちかけられた。
遺産について語り継ぐ事ができる人員を探していたらしく、絵梨に白羽の矢が立った。
自身と同じような不安感を抱えている子達の助けになれたら、と考えた絵梨はこれを承諾した。

元々は中央ヨーロッパで起きた宗教戦争で使われていたマスケット銃。射撃の際に適合者の手元に出現する特性を持つ。
射撃した直後は手元から消失し、自動で弾丸の装填を行う。その為、普通のマスケット銃では不可能な連射も実現可能。
適合者に正確無比な射撃の能力や超感覚を与える代わりに、高潔さと視力に頼らずに物事を視る力を要求する。
"信仰の火"と適合者自体の接続は、茨状の腕輪によって行われている。

"信仰の火"を用いた正確無比な射撃を得意とする。血流操作による反応速度向上を活かした格闘技も扱える。
失った視力については、光で探知した情報を元に補っている。光での探知が必要な為、急速な状況変化には対応し辛い。

血流操作によって身体能力を向上させて高速で動き回り、対象に連続射撃を浴びせる戦法を得意とする。
"信仰の火"の射撃時の特性により、常軌を逸した速度での連続射撃が可能。

口調等

ARMORED CORE Vに登場する「ロザリィ」

戦闘方法

魔法少女まどかマギカに登場する「巴マミ」

射撃時に出現するマスケット銃

魔法少女まどかマギカに登場する「巴マミ」の使用武器