海外でFHが起こした戦争に巻き込まれた戦争孤児。街が焼かれ家族や友人などが全て失われた悲惨な経験だったため、当時の記憶はほとんどない。エリナ本人も本来その時に命を落としているが、オーヴァードに覚醒し、周囲の犠牲者から足りない血を吸収して生き延びた。その後、事件の解決にあたったUGNに保護され、チルドレンとして育てられることになる。

チルドレンとして訓練を受け、遺産契約への適性があることが判明し、中枢評議会の方で管理されていた「信仰の火」と呼ばれるマスケット銃型の遺産の継承実験の被験者の一人として選ばれる。被験体は他にも何人か同じように選ばれており、そのうちの一人のディアナと仲良くなる。
継承実験当日、「かつてある傭兵が使用していた」と言われているその銃を握ることで傭兵の記憶が流れ込み、それが自分の経験した戦争の記憶を呼び起こして暴走状態に陥り、止めようとしたディアナを魔眼の力で破壊してしまう。治療の結果ディアナの命は助かったが、特に損傷の酷かった下半身は回復することはなく、彼女は二度と歩けない身体になってしまった。
しかし、このような暴走を起こしても遺産に最も適性があるのはエリナだった。厳しい感情制御訓練を経て、評議会の指示に従うことを条件に、遺産継承者として活動を許可され、ローザ・バスカヴィルの元で働くこととなった。

自分、あるいは他者の血液を結晶状の魔眼に変え、「信仰の火」の弾丸として射出する。極限の集中力と魔眼による広範囲の視野によって着実に相手を傷付け、その出血を利用して更に魔眼に変えて視野と弾丸を確保する。遺産の代償として失われていく視力は、戦闘中はこの魔眼によって補われる。
また、自身の右手から作り出される血液の魔眼は、複雑に変形して巨大化して破裂する。かつて暴走して親友を傷付けた技だが、これが最も殺傷力の高い攻撃方法だ。エリナ本人は記憶していないが、この右手は覚醒した際に周囲の犠牲者から命を貪った呪いの手でもある。
エリナ自身も右手はあまり使いたくないため、普段は手袋をして隠し、左手を利き腕として生活している。右手を隠し続けるのは、二度と能力を暴走させないという戒めのためでもある。また、視力に関しても、普段は魔眼を使えないため、日常生活ではほとんど目が見えず、ディアナにもらった眼鏡で視力を補強している。

冷静沈着で感情はあまり動かない。元々そういう性格だったわけではないが、訓練によってそうなるように調整された。だからと言って内面で何も感じないわけではない。それによって暴走したり判断に影響が出たりしないようにしているだけだ。
学校生活ではあまり目立たないようにするために、特に自己主張はせず物静かな人物として過ごしている。基本的には他人とはあまり交流しないようにしているが、八重樫若菜には不慣れな学校生活で世話を焼いてもらった恩もあり、それなりに交流している。

成長候補：魔人の弩(HRp77)、ハイブリーディング(RWp35)
1話後に成長した<射撃>と<意志>は次の経験点次第では調整のために下げる。
メモ：変異暴走が重いからアージEFは絶対取らない！

①D:遺産継承者　　　　　
②S:ディアナ[WH]　　　　　　　P友情/○N悔悟
③ローザ・バスカヴィル[PU]　　○P尽力/N隔意
④八重樫若菜　　　　　　　　　○P信頼/N隔意
⑤薔薇釵 茨乃　　　　　　　 ○P信頼/N不安
⑥東暁ひまわり　　　　　　　　P好意/○N不安
⑦メルヴィン・ゴドフリー　　　○P親近感/N脅威

①D:遺産継承者　　　　　
②ディアナ[WH] 　　　　　　P友情/○N悔悟
③ローザ・バスカヴィル[PU]　○P尽力/N隔意
④瀬名方玲人　　　　　　　　P有為/○N脅威
⑤薔薇釵茨乃 　　　　　　　 ○P安心/N恐怖
⑥英嵓夫　　　　　　　　　 ○P信頼/N隔意
⑦S:N市公立高校の日常　　　　○P執着/N疎外感

【変更初期ロイス】
ディアナ[WH] P友情/○N悔悟
遺産継承実験に選ばれた孤児で、苦労を分け合った親友。力の暴走で彼女の下半身を吹き飛ばし、二度と歩けない身体にしてしまった。
→PN入れ替えてメモリーに変更。

①D:遺産継承者　　　　　
②N市公立高校の日常[WH] 　　P友情/○N悔悟
③ローザ・バスカヴィル[PU]　○P尽力/N隔意
④佐和山光彦　　　　　　　　P有為/○N脅威
⑤薔薇釵茨乃 　　　　　　　 ○P安心/N執着
⑥東暁ひまわり　　　　　　 ○P感謝/N劣等感
⑦S:レネゲイド　　　　　　 ○P呪い/N祝福

①D:遺産継承者　　　　　
②N市公立高校の日常[WH] 　　○P執着/N疎外感
③ローザ・バスカヴィル[PU]　 ○P尽力/N隔意
④薔薇釵 茨乃　　　　　　　　○P尽力/N不安
⑤東暁 ひまわり　　　　　　　○P友情/N恐怖
⑥槐 三船　　　　　　 　　　 ○P尽力/N隔意
⑦S:命　　　　　　 　　　　 ○P尊重/N重責