容姿・経歴・その他メモ

「今日もみんな元気そうだね。それじゃあ精一杯働いてもらおうか」
「君の目に映る僕には、いったいどれほどの価値があるんだい？」
「ほら、外食やインスタントって楽だと思わない？複雑な工程を挟まなくても簡単に食べられるんだからさ」
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好きなもの：インスタントヌードル
嫌いなもの：汁気がない料理
一人称：僕
二人称：君、くん、ちゃん

人物

銀に黒のインナーカラー。一房だけ白のメッシュが混じった髪の青年。
中華服の上にスーツといった変わった格好をしている。

FHセル【龍の揺籠】のリーダー
やることは傭兵事業。地下へと潜った各犯罪組織のケツ持ちとして優秀なオーヴァードを提供し、各陣営に恩を売る。
それらは歪な秩序の一つをして機能し、眠る龍柩を起こさないようにという意味合いを持ち合わせている。

常に余裕な笑みで相手に隙を見せることなく、信頼できるかどうかを探っている。
近しい位置にいる人間にはあまり厳しくないのか、いつも笑顔で怒った様子を見せたことはない。

自身の統括区域でよほどの秩序を乱すものがいない限りは、彼自身が動くこともないようだ。
なんでもしてくれる桃山のことは気に入っている。

経歴

生まれてから数年の時を一枚の水墨画の龍が描かれた掛け軸が置かれた薄暗い部屋で過ごし、人間とは隔離された山奥にて育つ。
その掛け軸には膨大なウロボロスシンドロームのエネルギーを持つEXレネゲイドが含まれており、樂は家の人間にこの掛け軸の奥に眠る獣に同化することを望まれた。

まだオーヴァードではなかった子供の樂は、その広すぎる暗い部屋に押し込められた精神的なストレスに苛まれながら徐々に衰弱。
他者より離され、まともではない状況下でレネゲイドの影響を受け続けて覚醒するも、得られたものは中身の詰まっていない龍の骨の部位。
樂よりも年下の弟分に龍の肉ともいえる輪廻の獣を奪われ、道は閉ざされてしまった。

家の人間より見放され、泥水を啜りながら彼らが破滅の道を歩むようにと願いながら孤独に生きてきた。
誰にも愛されることなく、孤独の海に身を沈めるしかなかった彼は、秩序の番人がまだ機能していなかったX市に目を付け裏側の顔として成り上がり力をつけるようになる。

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