容姿・経歴・その他メモ

私/あなた

全部でっかい真っ白おんな。ニアリーイコール八尺様。ありえない。

未亡人。
いい家柄で育って、厳格な父親の政治の道具にされるのがなんか嫌で駆け落ちして逃げた。でも旦那が普通に死んだ。(死んだ理由とかは特に決まってない)悲しい。

白い日傘、白いドレス、なんか全部白い。
ふわふわしててのほほんとしてる。あら〜とかそうなのね〜とか言う。少し常識がない。

金持ち出身お嬢様だけど家柄捨てたし旦那も死んだので元お嬢様。普通にただのニート。どうしようかな〜と思いつつ働き方もわからないので旦那の遺産で生活してた。ら、なんでかは忘れたけど謎能力に目覚めていたのでUGNエージェントになり食い繋いでる。ニート回避。

好きなものは旦那、お紅茶
嫌いな物は昆虫、親、汚い物。

履歴

3月、まだ肌寒かった。あの人と過ごした最後の月だった。

父に見つかることを恐れ、目立った外出はほとんどできなかった。それでも確かに幸せだった。

住宅街の向こうに見える花火を眺めた。記念日にケーキを作ってお祝いをした。4月は桜を見に行こうと笑った。その次は海を見に行こうと約束した。

ピアノが好きな人だった。あまり上手ではなかったけれど、隣に座り、口ずさむ。その時間が何よりも穏やかで暖かかった。
狭いアパートには光とやさしさがあふれていて、下手な音楽でいっぱいだった。きっとコンクリートでできた天国だった。
最期に弾いてくれたのは、練習しているのだと言っていた月光だったと思う。
とても彼らしいと思った。

日照条件の悪い舎宅は暗くてひんやりとしていて、とても寂しい。遠くの街並みに注ぐ日差しが美しかった。隣に彼はいなかった。

ただあなたに会いたかった。愛しているなら死なせてほしいとさえ願った。
でもきっと、あなたは私に会ったらいつも通り困ったように笑うから。きっと一人でも寂しくないから。

だからおひさまのもとで待っていて。そして初めて会った日のようにいたずらっぽく笑って、私を夢へ誘い出して。

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