容姿・経歴・その他メモ

ファンタジーの存在とされているドラゴンのAオーヴァード。太平洋上に存在する数十体のドラゴン達が暮らす島にて、龍達の長の娘として生まれて来た。
人間のオーヴァードから格闘術を学んでおり、半人半龍状態、鱗で覆った手足による格闘が彼女の戦闘スタイル。

彼女達ドラゴンは高い知能と長い寿命を持つ生物であり、その年齢は数百どころか数千を超え、老化で死ぬことは無いと言われている。（現在17歳の彼女は、まだ生まれて間もないと言える程幼い。まあ知能の発達は早い生物なので同年代の人間と精神年齢的には差は無い）
その長い寿命と反比例するかのように繫殖力が低く、彼女に同年代のドラゴンは居なかった。

およそ10年前、彼女の住む島にヴィランの集団が上陸し、ドラゴン達を襲う。
戦争、とも言える程の激しい戦いの果て、ヴィラン達は半数以上がドラゴンに討たれ、ドラゴン達は全滅した。
仇を探し求めて放浪の末日本へと流れ着き、そこで出会った流浪の格闘家に師事し、数年間修業を行う。
人間である仇のヴィラン達を捕まえる為、人間社会で生活しながら仇を探す事にした彼女。郷に入っては郷に従えと言う事で、ヴィランと戦う職業であるヒーローを志し、夜来学園に入学する。

彼女の同胞であるドラゴン達はもういない。愛してくれた父親も、優しかった大人たちも、一緒に遊んでくれた年上の若い龍達も・・・その全てが奴等に殺された。その骸は、島内にあったドラゴン達の財宝と共に回収され、売り払われた。

文句は無い。自分達も良きる為に他の生物を殺し、喰らい、奪って来たのだ。殺されたのも、弱肉強食という自然の摂理でしかない。敗北したのはドラゴンの方なのだから。
だが、まだ私がいる。お前達に負けたドラゴンはまだ生きている。誇り高きドラゴンが、負けたままで良い筈が無い。
ならば──私が奴等を倒す。同胞の敗北と屈辱を雪げるのは、唯一の生き残りである私だけなのだから。

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