横浜ベイエリアに位置する横浜市を中心とした広域を担当地域とする支部。表向きは首都圏に複数店舗を構えるレストラン経営会社の本部オフィスビルとして偽装されおりここで勤務する社員全てがUGN関係者（経営機能の中枢は別のビルに集中させている）

オフィスビルとしての機能以外にエージェントやイリーガルが宿泊できるようにゲストルームを完備。地下には本格的なRC訓練施設も併設されており一部チルドレンやオーヴァードとして覚醒してしまった一般人などの訓練も行っている。また、1Fで開かれているレストランバーはUGN関係者の溜まり場としても広く活用されている。

支部長の方針でとにかく実力主義を第一としており、能力さえあれば年齢・性別・所属・経歴は気にせず積極的にエージェント・イリーガルを雇用しており様々な人材が集っている。登録しているエージェント・イリーガルには任務報酬以外にも給料を支払っており割と福利厚生がしっかりしている。

その実態は「いざという時に死ぬほどコキ使っても文句を言わさないための先行投資」と公言しており、事実その言葉通りの勤務体系になる事が年に数回あるとかないとか。

様々な事態に臨機応変かつ迅速に対応すべく支部単独としての戦力拡大を図っているのだが支部長である神余 椿月が霧谷をライバル視している事、色々な部署で目を付けた優秀な人材をスカウトしてヘッドハンティングをしている事、UGN遺物探査局と深く連携を取らず独断で多数の《遺産》契約者を指揮下に抱え込んでいる事などが独り歩きしていつしか「霧谷の失脚させて日本支部を乗っ取ろうとしている支部」と噂された結果、簒奪局(マクベス)などと揶揄されている。

ロイス：〇尊敬／恐怖

バレンタインを巡るとある事件で外部協力者として同じ任務に着いたの神城グループのエージェント。本来、率先して事態収拾のために行動しないといけないUGNエージェントの不甲斐無さを見て代わりに『処理』に向かおうとしていた場面で対峙。"仕事"に対する"合理性"を説く彼に対して"理念"をぶつけ落としどころを探り対抗した。

その後も任務そのものは他のUGNエージェントに任せて表舞台には立たず、神城グループに対する裏工作と不確定要素になりえるネイサンをマークした時間稼ぎに専念し、彼我の能力差と現在の状況を冷静に把握・対応した手際により彼から敗北宣言を引き出したが自身は「勝ちを譲ってもらっただけ」と思っている。

彼のエージェントとしての在り方や"任務"に対するスタンスに尊敬の念を覚え「次に会う時も今日のようなあなたでいて欲しい」と願い了承された事や彼のような"プロフェッショナル"から「誇れ、胸を張れ」と賞賛を受けた事はこれからの活動に対する一つの自信となった。

なお、その後に思わぬ反撃を受け翻弄されてしまい逃走。「次は負けない！」と同じく敗北宣言を捨て台詞として走り去っていったがまた会えるといいなと思っている。